女子ゴルフの渋野日向子(21)が14日、都内で会見。2月1日からサントリーと所属契約を結ぶことが発表された。契約年数、金額とも非公表だが、推定額は年間1億円。2017年の引退後も所属を続ける宮里藍さん(34)と同様、生涯契約に近いものとなりそうだ。

 プロ1年目の昨季は地元岡山のRSK山陽放送に所属。全英制覇で、世界的企業と新たに所属契約するのではないかと注目されていた。

 所属事務所の担当者は「問い合わせは山ほどきて、1つずつ話はしました。ゴルフ界、ファンが一番納得する形を考えた。長くトーナメントをされたり、選手を応援したりしている会社がキーワードだった」と説明。「お金だけで言えば、『いくらでも出すのでお願いします』みたいなところとは、交渉しなかった」と明かす。

 来季から米ツアー参戦を目指す渋野にとってサントリーは「藍ちゃんもサポートしていたので、できれば同じように」(担当者)とノウハウがあることも大きかった。

 所属企業の主催大会では「ホステスプロ」として盛り上げなければいけないが、米ツアーを主戦場にすれば一時帰国は負担になる。宮里さんはサントリーレディスに出場できないことも多かったが、「大会に出なくても構わない。そういうところにも理解がある」のも決め手となった。

 何よりも、ついに登場した宮里さんの後継者の真打ちとして指名されたと言える。渋野は「私たち黄金世代は、宮里藍さんに憧れてゴルフを始めた人が多い。引退しても、みんなの憧れの存在。私も憧れの存在になれるように頑張りたい」とコメント。宮里さんは「本当にいい後輩を持って幸せだと思います。こんなに褒められることは人生で何回もない」と照れた。(塚沢健太郎)