五輪最終選考まであと少し。ここまで残れたのは、宇津木ヘッドコーチが打撃を評価してくれたのが大きいと思います。

 とにかく「ここぞ」という場面で打てるか。対戦が少ない投手だとデータも少ないですが、甘いゾーンに来たボールを見逃さず、打ち損じず打てるかは意識しています。

 右打者なので、プロ野球のテレビ中継で注目するのはヤクルト・山田、巨人・坂本両選手。山田選手がトス打撃を何カ所も設けてやる練習を参考に、冬場のトレーニングに取り込んだり。

 プレー中はあまり表情に出さないようにしているので、「とっつきにくい」とも言われます。でも、それ以外の時はよく笑ったりしますよ! 普通にしていても、ずっとボケているふうに思われているようで…。「これが素なんです!」って返してます。

 好きな本は、最近読んだものだと清原和博さんの『告白』。それまでのプレーや報道で抱いていたイメージと、全然違う清原さんの人柄が分かったのが印象深かったですね。いろんなことを乗り越えながらやってきたんだなと。正直、ビックリしました。「常に見られている側なんだな」と。そこからの苦労、重圧はあれだけのスーパースターでさえ抱えているんだなと。

 昨年11月以降、野球教室に参加される報道を見ましたが、やっぱり素直に野球が好きなんだなと思いましたし一度、お会いしたいですね。ずっと第一線で活躍された方のたたずまい、オーラ。スーパースターの風格のすごさを学びたいです。(構成・山戸英州)

 ■山崎早紀(やまざき・さき) 1991年11月12日、静岡県出身。常葉菊川高から2010年よりトヨタ自動車所属。右投右打、外野手。16、18年世界選手権出場。好物は母親手づくりの郷土料理、静岡おでん。実家から出汁をペットボトルに入れて寮に持ち帰るほどだ。

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