福井県福井市の小学校で2月、リコーダー数十本や女子児童が写った写真などが盗まれていたことが14日、分かった。リコーダーの大半は女子のもの。同校は半年前にも女子のリコーダーや体操服が盗まれる被害があった。県警福井署は窃盗事件とみて、二つの事件の関連を含め捜査している。

 学校や学校関係者によると、盗まれた数十本のリコーダーは4〜6年生のもの。このほか、4〜6年の教室の壁に掲示されていた女子が写っている写真、女子の書が多数盗まれた。

 10日朝、出勤した教諭が被害に気付き、福井署に届け出た。午前中は全児童を体育館で待機させた。下校時は保護者らが児童に付き添った。

 一方、半年前の事件では、6年女子のリコーダーが多数盗まれ、体操服、鍵盤ハーモニカもそれぞれ数点なくなった。

 学校は12日夜、緊急の保護者会を開き、事件の概要を説明した。2回目の事件ということもあり、保護者からは防犯対策を疑問視する声や「性犯罪だ」と訴える声が相次いだという。

 娘のリコーダーや書が盗まれた女性は取材に「書には娘の名前が入っているし、今後、何が起きるか怖い。早く対処してほしい」と不安を口にした。