罰当たり、地蔵を用水路に投棄か 不動明王像は池に、被害届検討へ

罰当たり、地蔵を用水路に投棄か 不動明王像は池に、被害届検討へ

 福井県越前市村国1丁目で、お地蔵さま3体が農業用水路に落とされていたことが21日分かった。近くのお堂にあった不動明王像やろうそく立ても、そばのため池に捨てられていた。大切にしてきた住民は「地域で守ってきたのに、一体どんな気持ちでこんなことをしたのか」と憤っている。

 落とされていたのは、地元で「六地蔵」と呼ばれる地蔵堂に大小約50体が並んでいるうちの3体。いずれも高さ、幅が20センチの石像で、地蔵堂の前を流れる幅1・7メートル、水深30センチの用水路に水没していた。20日に住民が見つけた。

 通報で駆けつけた越前署員と住民が同日夕方に引き揚げ、元の場所に安置した。お地蔵さまは住民が前掛けを手作りし、年1回供養するなどして見守ってきたという。

 同日午前5時すぎには、地蔵堂から南に約200メートル離れたため池で、ほとりにあるお堂に安置されていた高さ30センチ、幅15センチの不動明王像(石像)が、水の中に沈んでいるのを別の住民が見つけた。お堂に置いていた石のろうそく立てや花、時計のほか、周辺にあった椅子も池に落ちていた。ろうそく立て2点は割れていた。

 住民によると、このお堂では13日にも線香立ての中の灰がなくなり、一部が周辺にばらまかれていた。

 交番に通報した区長の高木繁伸さん(73)は「幼稚で恥ずかしい行為。どうしてこんなことができるのか分からない」と苦い表情を浮かべた。住民で話し合って被害届を出すか判断するという。同署によると、器物損壊罪にあたる可能性がある。

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