「からすのパンやさん」公園になった かこさとしさん監修

「からすのパンやさん」公園になった かこさとしさん監修

 福井県越前市は4日、市武生中央公園再整備の目玉である「だるまちゃん広場」と総合体育館の現地説明会を開いた。同広場は同市出身の絵本作家かこさとしさん(91)が監修しており、「からすのパンやさん」の一シーンをモチーフとした大型複合遊具など作品の世界を表現。11日に両施設の完成式典を開く。

 同公園再整備は、2014年3月策定の基本計画に基づく事業。だるまちゃん広場は約1・4ヘクタールで、同公園北東の市営野球場跡地に建設した。総合体育館は現在の体育館からの建て替えで、来年の福井国体でフェンシング競技会場となる。

 同広場には、かこさんの絵本の場面を再現したルートや遊具が点在し、遊びながら自然や宇宙を学べるものも多い。大型複合遊具「からすのパンやさんのかざぐるま塔」は幅4メートル、長さ9メートルのワイドスライダーを備え、キリンやゾウの目線が体感できるデッキ部も設置されている。

 「だるまちゃんとかみなりちゃん」に登場する雲をイメージしたトランポリン遊具は、204平方メートルで県内最大級。越前市の里山をイメージしたゾーンや太陽系を表現した平面噴水もある。

 総合体育館は、延べ床面積7267平方メートルで現在の体育館の1・7倍。メイン、サブの二つのアリーナを備える。メインアリーナは1284の観客席があり、同アリーナの周囲にはランニングコースが整備されている。

 この日は説明会前に公園内で安全祈願祭が開かれ、あいさつに立った奈良俊幸市長が「すばらしい公園ができた。かこ先生には心からお礼を申し上げたい。多くの人が楽しんでもらえることを確信している」と述べた。

 同広場は完成式典が開かれる11日から利用できる。総合体育館の供用開始は9月1日。

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