北陸新幹線福井県あわら市の芦原温泉駅と、敦賀市の敦賀駅の駅舎工事の入札が1月14日に行われ、ともに落札された。昨秋に入札があり保留とされていた石川県加賀市の加賀温泉駅舎も同日に落札が決定。これで2023年春の金沢―敦賀間開業時に設けられる6駅舎全て落札され、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は「一安心している状況だが、引き続き開業に向けて確実に工事を進めたい」としている。

 機構などによると、芦原温泉は44億5千万円で熊谷組(本社東京)など3事業者の共同企業体(JV)が、敦賀は110億4460万円で鹿島(同)など3事業者のJVがそれぞれ落札した。

 加賀温泉は昨年7月の入札で業者の入札価格が予定価格を上回る「不落」となり、同11月に再入札があった。その際、業者が契約内容を履行できるか確認が必要として保留となったが、14日に37億2100万円での落札が決まった。

 3駅舎とも予定価格や落札率は正式な契約締結後に公表する予定で、現時点では明らかになっていない。

 金沢―敦賀間では開業時に石川県に小松、加賀温泉の2駅、福井県には芦原温泉、福井、南越(仮称)、敦賀の4駅の計6駅が設けられる。いずれも新年度に本格的に着工し、22年度の完成を予定している。今回の3駅舎以外は南越が昨年7月の入札で落札。福井、小松は加賀温泉と同様に同7月の入札で不落となったものの、同11月の再入札で落札された。