新型コロナウイルス感染が福井県内で拡大した4、5月、知事部局の福井県職員のうち、1カ月の超過勤務が過労死ラインとされる100時間を超えた人が延べ42人いたことが、6月29日の福井県議会総務教育常任委員会で明らかになった。最も多かったのは健康福祉部の職員で4月の232時間だった。

 県人事課によると、県立病院を除く知事部局の県職員のうち、4月は30人、5月は12人が100時間を超えた。実人数では34人。多くが感染拡大防止などに当たる健康福祉部と休業要請など事業所対応に当たる産業労働部の職員という。

 理事者は答弁で、長時間労働に当たった職員に、産業医による保健指導を実施したと説明。近松茂弘総務部長は「業務急増を懸念し全庁的なチームで対応に当たった。感染第2波に向けても同様に全庁体制で臨みたい」と述べた。

 県人事委員会規則は通常時の超過勤務は月45時間以下と定め、特別な場合でも100時間を上限としている。ただ今回は、特に緊急に処理する必要がある業務として特例に当たり、規則に抵触はしないという。