三角トレード破談後、ツインズはドジャースと直接交渉して前田を獲得

 ドジャースの前田健太投手が交換トレードでツインズへ移籍することが決まった。ツインズは前田、マイナーのジャイアー・カマーゴ捕手と金銭を獲得。ドジャースにはブラスダー・グラテロル投手、ルーク・ラリー外野手が移り、20年ドラフト67位の指名権も与えられることになった。MLB公式サイトはツインズのデレク・ファルビー編成本部長のコメントを紹介。「本当にケンタを求めていた」などと喜びを語っている。

 記事によると、ファルビー氏は長い交渉の末、彼とサド・レバインGMが10日(日本時間11日)夜に、球団に新たに加入する投手と電話で話せたことに喜んでいた。ファルビー氏は「今回のことは我々が望んでいたよりも少し早く公になってしまいました。しかし、我々は交渉を続けて解決策を探しました。本当にケンタを求めていたのです。そして方法を見つけました」と語っている。

 ツインズがマエダに興味を持ち始めたのは昨年12月半ばのウインターミーティングの頃にドジャースと話し合った時だったという。ファルビー氏はレッドソックスとドジャースがムーキー・ベッツのトレード交渉をしていたここ数週間の間に再度話し合うことになったと説明している。

 記事はまた「当初報じられたドジャース、レッドソックス、ツインズの3球団による大型三角トレードは予定通りに進まなかった」と指摘。「しかし、ファルビー氏によると、ツインズがトレードを成立させるために直接ドジャースと交渉することにしたという。ツインズは球団トップのプロスペクトであるブラスダー・グラテロル投手を手放しても、マエダをツインズに迎えたかった」と伝えた。

 ファルビー氏はさらに記事でこう語っている。「個人的には若手選手を放出することは辛い。しかし、現在のロースターにインパクトを与えるマエダレベルの投手を獲得できるのであれば。今回のオフに戦力に投資する決断を多くしてきました。オフの開始から今日まで、それが我々の目標でした」

 前田をどうしても手にしたかったツインズ。ドジャース、レッドソックスとの三角トレードが破談になった後もドジャースに働きかけ、21歳の有望株グラテロルを放出して獲得にこぎつけた。31歳の右腕へ注がれる期待は高い(Full-Count編集部)