「何かはちゃめちゃにぶち壊すくらいの感じのパワー、勢いのようなものがチームに欲しい」

 日本ハムの栗山英樹監督が12日、沖縄・国頭村で行われている2軍キャンプを視察。吉田輝星投手ら若手のブルペン投球を見つめた。

 昨秋に右肘違和感を覚えて2軍スタートとなった吉田輝について「報告があんまりという時もあったんですけど、今日見てボールの感じは悪くない。ボールの勢い自体は、あいつらしさが出始めたか、という感じがした」と評価した。

 昨季プロ初登板初勝利を挙げた右腕に寄せる期待は大きい。「本人を呼んでしっかり背中を押したつもりです。てめぇ、しっかりやれよって感じの雰囲気で」と冗談まじりに明かした。

 昨年5位に低迷したチームの起爆剤になってほしいという思いがある。「丁寧にやり過ぎるというよりも、若者らしく、何かはちゃめちゃにぶち壊すくらいの感じのパワー、勢いみたいなものがチームにほしかったので」とハッパをかけた。

 今後、実戦が多く組まれ、1、2軍の入れ替えも想定される。「ほぼあと1か月でオープン戦も終わり、(3月)20日には開幕する。それはみんなわかっているので、こちらからは何もない。『箸を持って、料理をつかみにいってほしい』とだけ伝えてある」と指揮官は下から突き上げる若い力を待っている。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)