アリゾナ州テンピで行われるバッテリー組のスプリングトレーニングで始動

 今季二刀流を復活させるエンゼルスの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)、アリゾナ州テンピで行われるバッテリー組のスプリングトレーニングで始動した。打撃練習、キャッチボールと“二刀流メニュー”をこなした大谷は「今年1年もまだリハビリ、その中で結果を残したい」と語った。

 自ら運転して球場入りした大谷。現地時間、午前9時から始まったミーティングを終えるとグラウンドに入りストレッチ。室内では置きティー、トス、マシン相手の打撃練習を行い、再び球場に姿を見せると最長40メートルの距離でキャッチボールを40球、そしてスタッシー捕手を立たせたままセットポジションで10球を投じた。最後はウエートトレーニングで初日を終えた。

 初日から精力的に体を動かした大谷はキャンプ初日を「1日目なので徐々に上げていければと思う」と振り返った。キャッチボールでは「ある程度、距離も強さも球数も決まっているので与えられた範囲の中で、復帰の時期までしっかり段取りよくいければ」と語った。

 二刀流復帰に向け期待が高まるが「スプリングトレーニングもそうですが、シーズン中もある程度、制約がある中でやる感じ。今年1年もまだリハビリだと思ってその中で結果を残したい」と自身の抱負を口にした。

 ジョー・マドン新監督は前日に大谷の投手復帰の時期について「辛抱がキーワードになると思う」と、万全の状態で大谷を復帰させるため慎重に今後の経過を見ていくことを語っていた。

 大谷は18年10月に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、昨年は打者に専念して106試合で打率.286、18本塁打、62打点、12盗塁を記録し同年9月には左膝の二分膝蓋骨の除去手術を行っていた。

 ルーキーイヤーの18年以来となる“二刀流”復帰に向けスタートを切った大谷。野手組は17日(同18日)に合流する。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)