昨季までヤクルト一筋通算46勝、今オフは豪州WLに参加

 将来的にNPB参入を目指すべく沖縄に発足した新球団「琉球ブルーオーシャンズ」は14日、沖縄県庁で昨季ヤクルトから戦力外通告を受けた村中恭兵投手の入団発表会見を開いた。NPB通算46勝を挙げた32歳の左腕は自身のNPB復帰を目標に掲げた。

 準備はできている。昨年オフにヤクルトから戦力外通告を受けた村中はオーストラリアのウインターリーグに参加。オーストラリア・ベースボールリーグ(ABL)のオークランド・トゥアタラ(ニュージーランド)でプレーを続けていた。ニュージーランドから帰国したのは2月4日。「ずっと試合をしていたので、身体自体は準備ができている。そこは問題ないです」とうなずいた。

 ウインターリーグ参加に伴いツイッターを開設した村中は、ブルーオーシャンズのツイッターがバズっていることに興味を抱いていたという。元NPB選手が続々と加入する状況に「これはただ事ではない」と感じていたところで届いたオファー。「『ぜひやらせていただきたい』とお願いした」と振り返る。ヤクルトで一緒にプレーした沼田拓巳投手、比屋根渉外野手が所属していることも背中を押した一因になった。

 目標は明確。自身のNPB球団復帰、そしてチームから一人でも多くNPBに進む選手を輩出することだ。「自分の目標に向かっていけるし、若い選手と一緒にできるのはすごい魅力ある。みんながレベルアップしてNPBに行く選手が増えたらチームの評価も上がる」と力を込めた。

 2005年に東海大甲府高から高校生ドラフト1巡目で入団し、昨季までヤクルト一筋。2桁勝利を2度マークするなど本格派左腕として通算46勝を挙げた。村中の加入によりNPB出身選手は実に10人。実力者がそろった新球団で、32歳はNPB復帰を目指して腕を振る。(Full-Count編集部)