「Full-Count」独占インタで明かす21歳右腕が抱く野球への情熱

 今季、10年ぶりの日本シリーズ優勝を狙うロッテは、オフに大型戦力補強に努め、その本気度の強さを見せつけた。同時に、投打にわたって若手選手が大きく成長。その筆頭格とも言えるのが、プロ4年目右腕の種市篤暉だ。1軍に定着した昨年は、先発ローテの一角としてチーム最多に並ぶ8勝をマーク。今季も大いに期待される21歳が、このたび「Full-Count」の独占インタビューに応じ、オフの取り組みや三振へのこだわりなどについて語ってくれた。

 2018年オフにオーストラリアで開催されるウインターリーグ、オーストラリアン・ベースボールに参加した種市は、そこで「ドライブライン・ベースボール」のトレーニング方法に出会った。メジャーではレッズ右腕トレバー・バウアーらが導入するトレーニング方法に興味を持った種市は、昨年12月に米シアトル郊外にある「ドライブライン・ベースボール」の施設で1週間の集中セミナーを受講。また、今年1月にはソフトバンク千賀滉大らと自主トレを行い、大いに刺激を受けたという。

 速球のスピードにこだわり「常時150キロ以上出れば、もっと楽に投げられるんじゃないかと思っています」と話す種市。実は、その速球の質は、昨年の奪三振王でもある千賀が「羨ましい」というほどの高さを誇る。「リップサービスです」と照れ笑いするが、種市は種市で「意識が高い。ご飯に行ってもずっと野球の話をします」と、千賀の野球に対する姿勢に敬服。自身も「野球の話をするのが好き」という種市には、実は千賀と食事をした時に「持っていけばよかった」と後悔した物がある。それは「ノート」だ。これから常に携帯したいという理由とは……。

 また「取るとすごく気持ちがいい」と、2ストライクに追い込んだ後には必ず狙う「三振」へのこだわりについて明かすと同時に、キャッチボールのパートナーでもある注目のドラフト1位ルーキー、佐々木朗希から受ける刺激、今シーズンからつけることになった背番号「16」への思い、CS進出、そして日本一にかける意気込みなど、真っ直ぐな飾らぬ気持ちを語っている。21歳右腕は何を思うのか。その心境を生の声でお届けする。(佐藤直子 / Naoko Sato)