かつて行われていたハワイ・ウインターリーグの歴史をMLB公式サイトが特集

 日本やアメリカ、台湾、韓国などで開催されるプロ野球。3月から11月頃までかけて行われる各国リーグだけでなく、オフシーズンには主に中南米、ドミニカやベネズエラ、プエルトリコなどでウインターリーグが開催されている。そして、かつては常夏の島ハワイでもウインターリーグが開催されていた時期があった。

 1993年から1997年、そして2006年から2008年の間に行われた「ハワイ・ウインターリーグ」。数多くのメジャーリーガーを輩出したその歴史をMLB公式サイトが特集し、その中には、まだ活躍する前のイチローがいたことも紹介している。

「短かくも、華やかなハワイ・ウィンターリーグの歴史」との見出しで掲載された記事。1993年から5年間は日本、アメリカ、韓国の3か国のプロ組織が連携して行われたウインターリーグの歴史を振り返り「もし、それが現実であると知らないなら、夢だと思うだろう。トッド・ヘルトン、ダニエル・マーフィー、イチロー・スズキなどの若いプロスペクトが太平洋で浮かぶ島でプレーした。みんながまだ彼らのことを良く知る前の話しだ。ベースボール・イン・ハワイ」と紹介した。

 後にMLBでも活躍する選手たちがプレーしていたハワイ・ウインターリーグ。ジェイソン・ジアンビーやバスター・ポージー、アーロン・ブーンら錚々たるメンバーがそこに名を連ねた。そして、MLB公式サイトは「もっとも伝説的な名前? それはイチローだ」とハワイでプレーした伝説的な選手として、1993年にプレーした当時プロ2年目だったイチロー氏の名前を挙げている。

 ハワイ・ウインターリーグの元オーナーであるデュエイン・クリス氏は記事の中で当時のことを回顧し「初日に、ファームのディレクターが絶対見てほしい子がいるって言ってきてね。そしたら、小さな男が、大飛球を打っていた。イチローの今後を暗示しているようだった。彼は、ウェアハウスを超えて、450フィート以上の距離を打ってたよ」と、イチロー氏から受けた衝撃を語る。

「ヒロ・スターズ」でプレーしたイチロー氏。その後はご存知の通り。プロ3年目の1994年にシーズン210安打を放って大ブレークを果たし、NPBで1278安打、そしてメジャーで3089安打を放った。MLB公式サイトは「イチローがハワイ・ウインターリーグでプレーしたことが彼のその後の大活躍を助けた」と指摘している。(Full-Count編集部)