自主練習期間では打力向上に取り組み、中村晃を教科書にしている

 ソフトバンクのドラフト5位ルーキー柳町達外野手が3日、ファーム施設「HAWKSベースボールパーク筑後」で自主練習を行い、その後、オンライン会見で報道陣の取材に応じた。

 3日は筑後地方も雨に見舞われたが、柳町はウエイトトレーニングからノック、打撃練習などを行い「室内を中心に充実した練習ができました」と笑顔を見せた。自主練習開始から1か月近くが経過したが、限られた練習時間の中でも「打った打球を外野で捕るなど、実戦的な練習を増やしている」という。

 課題としているのは打撃面。「オープン戦を通して、1軍投手の速い球への対応力が足りない」と、マシンの球速を上げたり、立つ位置を前にするなど、自分なりの工夫を凝らして課題克服に取り組んでいるという。部屋では先輩たちの打撃映像なども見返し、その中でも「タイミングの取り方は参考になるになるし、バットの使い方もきれい」と語る中村晃の打撃が教科書代わりだ。

 1週間ほど前には慶応大からプロに進んだ楽天・津留崎大成投手、中日・郡司裕也捕手、ロッテ・植田将太捕手と同期4人でグループLINEを使ったテレビ電話で“オンライン同窓会”を行った。「それぞれのチーム状況だったり、この後どうなるのかなという話をしました。みんな不安だし、大変なんだなと思いました」と柳町。

 難しい状況で過ごすプロ1年目となっているが、「先を見ずに1日1日やれることをやって、この時間を無駄にせずにやっていくことが大事」と懸命に前を向く。ファンに対しても「1日1日何ができるのか、今できる最善のことをやっていきましょう」と呼びかけた。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)