台湾プロ野球が行っている新型コロナの“予防策”にも米メディアが注目

 台湾プロ野球(CPBL)は“世界最速”で開幕を迎え現在も問題なくプレーを続けている。徹底した管理の元で試合を続ける姿に米紙「ボストン・グローブ」は「台湾の野球は、アメリカに野球が戻ってくることに希望を与えてくれる」と注目している。

 新型コロナウイルスの新規感染が出ない日が続くなど、終息ムードを見せる台湾。プロ野球も無観客ながら開幕を迎え、今後は観客動員での開幕も視野に入れている。徹底した感染予防策などで開幕を迎えたCPBLに記事では「彼らから学べることがいくつかあるだろう」と伝えている。

 選手は移動の際にマスク着用が義務付けられ、バスの中でも飲食は禁止。メディアの取材もクラブハウスに入ることを禁じており、インタビューは距離を保って行われている。この他にも様々な感染予防策を実施している。

 記事の中では世界中のファンのために台湾のリーグの試合をテレビとラジオで英語で放送しているブロードキャスターのリチャード・ワング氏のコメントを紹介。

「スタジアムの駐車場に入った瞬間、体温を測られる。球場に入ってから、健康状態自己申告書を記入して、また体温を測る。試合で働く人は、1日前にリーグに登録する。名前で、彼らの新型コロナウイルスのパンデミックに関する情報が分かる。もし名前がリストに無かったら、スタジアムに入ることは出来ない」

 CPBLは全4球団で構成されており、全30球団を持つMLBが同じ対策を行うことは現実的には厳しい。だが、その中でもワング氏は「ディビジョンを4〜5つ程度にして、移動と他人とのコンタクトをなるべく少なくしたほうが良いだろう」と、参考すべき点があることを口にしている。(Full-Count編集部)