ルーキー辰己の大胆不敵な頭脳プレーがパ・リーグ史上29年ぶりの珍記録を呼んだ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeではファンの心を満たすような映像を公開している。

 2019年5月28日、楽天対西武の一戦で“頭脳的プレー”を見せたのは、楽天の辰己涼介外野手だった。7回裏2死満塁の場面で二塁走者だった辰己。大きくリードを取って、相手バッテリーに揺さぶりをかける。あえて帰塁せずに牽制球をおびき出すと、その隙に三塁走者の島内がサインプレーで本塁へ突入した。

 慌てた二塁手の返球が大きく逸れて悪送球となると、辰己も一気に本塁へと生還。結果的に走者2人が得点するビッグプレーとなった。さらに一塁走者の茂木にも盗塁が記録され、パ・リーグ史上29年ぶりとなるトリプルスチールに。緊迫した場面での一瞬の駆け引きが大記録達成につながった。

 ベンチに戻った辰己は顔色ひとつ変えることなく飲料をゴクリ。ルーキーらしからぬ大胆不敵な頭脳プレーに、ファンからは「辰己の演技力よ。これはオスカー賞」「新人でこの演技力は野球センス○ですわ」「リアルに見てた楽天ファン的には、セカンドがホームにボールを投げるまで、『なんで飛び出してんねんあかんな〜』って思ってたから、こっちも騙されてビックリでした」、「これでルーキーなんだぜ? 信じられねぇ…」と驚きの声が上がった。(Full-Count編集部)