ド軍投手が改めて振り返る、ダルビッシュ獲得の瞬間「僕は周りを見回した」

米誌が特集、ダルビッシュ加入でドジャースは「ワールドシリーズでのスランプを終わらせる」

 移籍後初登板となった4日(日本時間5日)のメッツ戦で、鮮烈なドジャースデビューを飾ったダルビッシュ有投手。チームは8日(同9日)現在で79勝32敗の勝率.712と圧倒的な強さを見せており、1906年のカブス、2001年のマリナーズが記録したシーズン最多116勝の更新にも期待がかかり始めている。

 6月以降、信じられないペースで白星を積み重ねていたドジャースだが、7月末のトレード期限ギリギリでダルビッシュをレンジャーズから獲得したことで“鬼に金棒”となった。米メディアは「あり得ないくらい強くなった」と伝えている。

 米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ダルビッシュ加入により、ドジャースは歴史を追い求め、ワールドシリーズでのスランプを終わらせる」とのタイトルで特集を組んだ。その中で、ダルビッシュ加入にドジャースの選手がどれだけの衝撃を受けたかを伝えている。

 記事では、現在、故障者リスト(DL)入りしている救援右腕グラント・デイトンが、ロサンゼルスからアトラントに向かう飛行機の中で、日本人右腕獲得の一報を知ったという事実を紹介。「彼の球団は球界最高だった。数時間後に目を覚ますと、球団はあり得ないくらい強くなっていた」と伝えている。

 デイトン本人は「目を覚まして、僕の電話を手に取ったんだ。そして、ユウ・ダルビッシュを獲得したことがわかった」と話し、「僕は周りを見回した。『ダルビッシュを獲得したのか? 誰を差し出したんだ? 俺はトレードされたのか?』という感じでね」と当時のことを振り返ったという。“スター軍団”が飛行機の中でどれだけ興奮していたのかが分かる。

「彼らはさらに強力に、そして対戦相手にとってより恐ろしいものになった」

 すでに、メジャーで最高の強さを誇っていただけに、ユーティリティープレーヤーのエンリケ・ヘルナンデスも「これ以上良くなることはないと考えていた」と言及。記事では「トレードデッドラインが来て、ダルビッシュが加入せずに終了してしまったとしても、選手が落胆することはなかっただろう」としている。だからこそ、最強チームのダルビッシュ獲得は他チームにとって脅威となった。

「ドジャースがダルビッシュを獲得するのは、ジェフ・ベゾスがパワーボール(アメリカの宝くじ)を当てるようなものだ。すでに優秀な選手で恵まれており、彼らはさらに強力に、そして対戦相手にとってより恐ろしいものになった」

 ドジャースはナ・リーグ西地区を4連覇中ながら、ワールドシリーズ進出は出来てない。29年ぶりのワールドシリーズ制覇へ、ダルビッシュがまさに最後のピースとなる。シーズン最高勝率、そして久々の世界一。名門球団の歴史に新たな1ページを加えることが出来るのか、注目が集まる。(Full-Count編集部)

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