西武多和田が今季初の完封勝利、「行くか」「行きます」即答の完投志願

西武多和田が今季初の完封勝利、「行くか」「行きます」即答の完投志願

低めの制球と多彩な変化球でロッテ打線を手玉に取る

 西武の2年目、多和田真三郎投手が、12日のロッテ戦で今季初完封で、4勝目を挙げた。

 MAX148キロの速球と変化球を低めに集め、112球6安打無失点。ルーキーイヤーだった昨年8月11日の日本ハム戦で3安打完封して以来、自身2度目で「最初からストライク先行で、今年一番のピッチングだと思う。ストレートが最初からよくて、変化球が生きた」と、ロッテ打線をカーブ、スライダー、フォークと変化球中心で牛耳った。

 初回1死一、三塁ではペーニャ、鈴木のクリーンアップをいずれも内野フライ。3回の1死三塁では当たっている荻野貴、角中をいずれも内野ゴロに打ち取る、全く危なげないピッチング。ロッテ相手に今季3勝無敗とキラーぶりを発揮している。

「初回のピンチは、1点与えてもいいと開き直って、思い切り投げた」と多和田。バックも3回に金子侑が先制ソロ、8回は秋山の21号2ランで援護した。

 8回で97球。辻監督から「行くか」と聞かれると「行きます」と即答で完投志願。「素晴らしかった。(7回まで)1点しかなく、苦しかったはず。こっちも冷や冷やしていた。中継ぎも疲れがたまっていた。今日は多和田」と辻監督も手放しの褒めようだった。

 8月5日のソフトバンク戦に先発。負け投手にはならなかったが、連勝を13で止めた。「連勝をストップしているので、何とかここからチームのために頑張りたい」とヒーローインタビューでファンに宣言した。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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