18年10月の右肘トミー・ジョン手術後初のマウンド

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われた変則ルールの紅白戦に先発登板。初回は2四球などで1死一、三塁とし、18球を投げたところで一時降板。2イニング目は連続四球からタイムリーを浴びた。3イニング目は3者連続四球を与えたところで降板した。打者延べ10人に50球を投げ、7四球1奪三振1失点だった。

 大谷は1回裏からマウンドに上がった。先頭・ラステラへストレートの四球を与え、二盗と暴投で無死三塁のピンチを招いた。2番・シモンズをフルカウントから空振り三振。レンドンにも四球を与え、続くプホルスに2ボール1ストライクとしたところで一時降板した。球数は18球だった。

 2イニング目はプホルス、スタッシーと連続四球を与え、無死一、二塁からラステラに右前適時打を許した。再び無死一、二塁としたところで一時降板。球数は33球だった。3イニング目はシモンズ、レンドン、プホルスと3者連続四球。この回は17球を投げて降板した。球数は50球だった。

 試合で登板したのは2018年9月2日(同3日)の敵地・アストロズ戦で先発して以来674日ぶり。同年10月に右肘手術を受けて以来、初のマウンドだった。試合前、マドン監督は紅白戦で大谷に期待することは何かを報道陣に問われ「彼が投げ終わったときに体に問題が無いということ。それに尽きる。現在選手たちのプレーをみる際、私は高い期待を持っているわけではない。何かに対して気持ちが過度に高ぶることはない」と話していた。

 降板後に大谷は「問題なく球数を投げられたのは良かった。ブルペンと全然違うのかなと思いました。味方に投げることもあまり経験がないので。緊張はしなかったですね。とりあえず全球種を投げたので、次も投げられればと思います」として紅白戦のマウンドで投げた感触を語った。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)