1軍の監督、選手ら86人は陰性で3日のうちに仙台へ移動

 ソフトバンクは3日、三笠杉彦GMがオンライン会見を行い、30代の1軍スタッフが新型コロナウイルスへの陽性判定を受けたと発表した。長谷川勇也外野手の新型コロナウイルス感染を受けて、2日に監督、選手、スタッフら約200人がPCR検査を受検。この検査で30代スタッフは「要再検査」となり、3日に受けた再検査で陽性が判明した。

 このスタッフを除く1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ86人は陰性だったが、2人のスタッフに濃厚接触者の可能性があるため、感染したスタッフと共に3人は自宅待機となった。三笠GMは「接触状況、PCR検査が陰性であることを鑑みて、専門家のアドバイスのもとに移動して差し支えないということだった」とし、陰性判定を受けた監督、選手らは4日からの楽天戦に備えて、3日のうちに仙台へと移動した。

 この日の会見は当初、19時頃に開始される予定だったが、20時を過ぎても始まらず。球団が「発表内容の調整に時間がかかっている」とアナウンスし、一時、開始時間が未定になった。最終的に会見が始まったのは、当初の開始時間から3時間超が経過した22時過ぎだった。

 ここまで大幅に会見開始が遅れたのは、陽性判定が「再検査」によるものだったから。2日のPCR検査で「要再検査」との判定を受け、3日に再びPCR検査を受検した。このスタッフに症状はなく、3日に行われた全体練習の冒頭の円陣に参加。陽性の可能性があったことから、その後は練習からは外れていたという。

 この再検査の結果が判明したのは、チームが仙台への移動を終えた後だったという。そこからNPBや4日からの対戦相手である楽天への報告、専門家や保健所との連絡、連携等に時間を要したようだ。想定外だった「要再検査」という判定、そして、そこから再検査の段取りを整え、各所との連絡、連携。その結果、会見の開催が3時間遅れとなった。

 現時点で4日以降の楽天戦の開催は可否は未定となっている。主催球団はホームの楽天であり、NPBや専門家、保健所との協議の上で決定されるという。また、この日発表されたのは1軍の監督、選手、スタッフらの検査結果で、1軍以外のファーム首脳陣や選手、スタッフについてのPCR検査結果の発表は4日以降になる。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)