今季最終登板の相手は強打を誇るホワイトソックス、今季AL最多本塁打を記録

 今季メジャーはシーズンは最終盤を迎え、各賞レースの行方が気になるところ。トレバー・バウアー(レッズ)、ダルビッシュ有(カブス)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)がナ・リーグのサイ・ヤング賞候補となっている。25日の本拠地・ホワイトソックス戦で先発するダルビッシュはどこまでアピールできるか注目が集まる。

 コロナ禍によりレギュラーシーズンが60試合という異例の短期スケジュールで行われる今季。例年であれば先発投手は約30試合のマウンドに上がるが、今季は多くても12試合程度となるため、1試合の内容が成績に与える影響は大きい。米メディア「CBSスポーツ」公式サイトでも特集記事を組み、最終登板の重要性を指摘している。

 ダルビッシュは日本人初のサイ・ヤング賞受賞の期待がかかっている。記事では、8月までの登板内容は「おそらくCY賞の最有力候補だった」と指摘。だが、9月は4試合で10失点を喫し、1勝2敗、防御率3.46とやや失速したため「受賞チャンスを失ったかもしれない」と厳しい見方をする。そのダルビッシュが大逆転受賞を果たすとしたら、今季ア・リーグトップのチーム打率(.266)、本塁打数(91本)を誇る強力ホワイトソックス打線を封じることが必須。「強力打線を相手に力強い締めくくりを見せれば、再びトップへと返り咲くかもしれない」と逆転の可能性を指摘する。

 現在、最有力候補と見られているバウアーは23日(日本時間24日)のブルワーズ戦で8回4安打12奪三振、1失点と好投。5勝目を挙げた。勝敗こそ5勝4敗だが、防御率1.73、100奪三振はいずれもリーグトップだ。記事ではCY賞の投票権を持つBBWAA(全米野球記者協会)の記者が勝敗数を考慮する可能性を指摘している。グレッグ・マダックス、ランディ・ジョンソンに続き、メジャー史上3人目となる3年連続受賞を狙うデグロムは26日(同27日)のナショナルズ戦に先発予定で「地区最下位のナショナルズ相手に圧倒的な投球を見せれば、3年連続受賞の可能性が高まる」と記事では指摘している。

 果たしてダルビッシュはどのような投球を見せるのか。ポストシーズンへもつながる最高のパフォーマンスを見せてくれることに期待だ。(Full-Count編集部)