注目のFA選手で米ゲームサイトは全体6位&先発投手2位、ボストンTV局は先発投手2位とランク付けした

 ヤンキースからFAとなった田中将大投手の去就が米メディアから注目を集めている。大リーグ選手会(MLBPA)は28日(日本時間29日)にフリーエージェントになった147選手を発表し、各球団のストーブリーグが本格的にスタートした。米メディアは注目のFA選手をランキング形式で報じているが、通算78勝右腕はどう見られているのだろうか。

「トップ111フリーエージェント」との見出しを打って伝えたのは、米放送局「NBCスポーツ」のゲームサイト「ロトワールド」だった。「個人的な見方ではなく、球団がどう見るかという私の予想をもとにランク付けした」との趣旨で報じられた記事で、田中は全体6位、今季のサイ・ヤング賞候補のバウアー(レッズFA)に次ぐ先発投手2位と格付けされた。

「サマーキャンプで脳震とうを起こしたタナカは2020年のシーズンをゆっくり始めたが、いい感じでレギュラーシーズンを終えた。だから私は、彼がポストシーズンで初めて苦しんでいるのを見てとても驚いた」

「タナカは5シーズン連続で(怪我などで)あまり時間を失うことなく投げてきた。そして、彼の球速は今、少なくとも2014年にMLBにやってきた時と同じぐらい良い。この冬、最もお買い得のフリーエージェントの1人に違いないだろう」

 レッドソックスのお膝元、米放送局「NBCスポーツ・ボストン」は田中をバウアー、ストローマン(メッツFA)に次ぐ先発投手3位とランク付けした。「MLBの全7シーズンをヤンキースでプレーしたタナカにとって、ついに環境が変わる時かもしれない。タナカはポストシーズンに活躍した安定した投手であり、5日毎の登板を当てにできる先発投手を必要としている、どの球団にとっても素晴らしい補強となるだろう」。

 多くの米メディアは田中がヤンキースと再契約すると予想しているが、FA市場で高く評価されているのは間違いない。他球団との交渉解禁、所属していた球団がFA選手に1年契約のクオリファイング・オファー(QO)を提示する期限は5日後(QOの選手返答は10日後)の11月2日(同3日)。日本球界を代表する投手にとっては人生初のFA。各球団からどのような評価を受けるのだろうか。(Full-Count編集部)