報道番組に喝!【NEWS WATCHING】62  情報番組の補強ポイント事実誤認報道とうっかりミス「取材」本来の意味を考え直して !

文=伊藤友治

BPO、フジ「とくダネ!」の
事実誤認報道に『喝!』

 平昌五輪の開幕式を翌日に控えた2月8日、放送倫理・番組向上委員会(BPO)の放送倫理検証委員会はフジテレビの情報番組「とくダネ!」の(1)『「さい帯血治療」医学博士がヤミ治療に関与か』特集(2017年7月27日放送)と、(2)『父親は元京都府知事、エリート府議を美人妻がDV告訴』特集(同年8月28日放送)について、「放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。

 (1)は医師法違反事件で逮捕された容疑者とはまったく別の男性の映像とインタビューを放送した事案であり、(2)は放送時点で書類送検されていない京都府議会議員が「書類送検された」と誤った情報を伝えた事案である。記者会見の席上、検証委の川端和治委員長は「先入観を持たずに、基本をきちんと守ることをもっと意識してもらいたい」と苦言を呈した。

 さらに意見書は「全ての放送人が、取材は徹底的に、裏付けは慎重に、放送は果敢に、挑戦し続けていくことを願っている」と文末を結んだ。情報番組の生命線である「正確さ」の欠如を憂慮する叱咤激励と言えなくもない。「日本人選手のメダル獲得数は?」「北朝鮮の美女応援団は?」と浮かれ気分で連日大はしゃぎのテレビ報道だが、第三者機関からの『喝!』に身の縮む思いだっただろう。


取材の意味を履き違え、安直に考え過ぎ?
過度の「ネット」頼りと「二次情報」依存

このところ、フジテレビの番組に誤報やミスが相次いでいる。他局に比べると、その数は突出して多い。
・実際には存在しない「宮崎駿氏の引退宣言集」の放送(「ワイドナショー」2017年5月28日)
・人気アイス「ガリガリ君」で存在しない味の商品を紹介(「ノンストップ」同年6月6日)


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