気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Arclight Creations開発、PC/Linux/海外PS4/Xbox One/スイッチ向けに4月21日リリースされたシベリア極寒サバイバルアドベンチャー『Help Will Come Tomorrow』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、1917年の帝政ロシア時代が舞台のサバイバルアドベンチャー。シベリア鉄道の大事故から生き延びた様々な出身階層・社会階級の人々が、極寒の荒野で救助を待ちます。資源を集めてキャンプを拡張し、彼らの欲求を満たして危機を乗り越えなければなりません。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Help Will Come Tomorrow』は、2,050円で配信中。




――まずは自己紹介をお願いします。

Arclight Creations私たちは2019年にワルシャワで設立された小さなインディーゲームスタジオです。ゲームに熱い情熱を持ったメンバーで構成されています。私たちのゴールは面白いシステムと美しいビジュアルで魅了しつつ、オリジナリティがあり人を惹きつけるストーリーを提供するということです。小さなグループでも、クリエイティブで才能ある人たちが集まれば、素晴らしいものを作ることができると思っています。そんな私たちの第一歩が、本作というプロジェクトでした。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Arclight Creations本作の開発は2018年の4月に始まりましたので、開発には2年かかったことになります。長い間、私たちは帝政ロシア時代を歴史的背景とするゲームを作りたいと思っていました。それと同時に、私たちのチームは小さいので、身の丈にあったスケールでしっかりとしたものを完成させようと思ったのです。


――本作の特徴を教えてください。

Arclight Creations本作においては3つの点が特徴的だと思います。

1、帝政ロシアを歴史的背景に採用。
2、キャラクター間の関係性が影響を与える、キャラクターたちのパフォーマンスと協調性。ゲーム内の多くのアクションは二人のキャラクターによって同時に行われなければいけないので、これが重要な要素となります。
3、サバイバルの心理的要素に重点をおいたゲームデザイン。各キャラクターのモラルとキャンプ全体のモラルが、キャラクターたちとゲームの進行全体に大きな影響を与えます。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Arclight Creations『This War of Mine』『60 Seconds!』『Darkest Dungeon』のようなゲームからは大きな影響を受けました。しかしボードゲームからも影響を受けており、それはマップや探索シーンで確認できるでしょう。映画ですと、社会的な分断がとても興味深く描かれている「スノーピアサー」などからの影響もあります。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Arclight Creations現時点で、本作は3つの言語(英語、ポーランド語、ロシア語)に対応していますが、もちろんこの数を増やしていければ良いとは思っています。翻訳に関しましては、担当する本作のパブリッシャーにお問い合わせください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?インディーゲーム開発者への支援はどのようにして行えばいいでしょうか?

Arclight Creations私たちは本作のリリースにおいて、新型コロナの大きな影響を受けず、幸運でした。現在、なんともいえないのがMac版です。新型コロナが落ち着くまで延期されるでしょう。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Arclight Creationsこの厳しい時期において、皆さんの健康と安全をお祈りします。それと同時に、本作に興味を持っていただき、ありがとうございます。気に入っていただけると幸いです!

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に250を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。