新型コロナウイルスの感染者数がアメリカに次いで世界で2番目に多いスペインでは、3月14日から厳格な外出規制や経済活動の制限が行われてきた。だが、4日から段階的にそれらの措置が緩められ、少しずつかつての日常を取り戻しつつある。

他地域に先駆けて制限が緩和された同国南西部、大西洋上のカナリア諸島にあるテシーナゴルフ(ラ・ゴメラ島)は、さっそく4日から営業を再開。同島に住むローカルゴルファーのクリスチャン・シベリオ氏が午前8時20分に、スペイン国内で公式には51日ぶりとなるゴルフショットを放った。

同ゴルフ場は「われわれは小さな存在だが、きょう大きな一歩を踏み出した」と誇らしげに宣言。なお、プレーは感染予防を徹底した中で行われている。プレーヤーはソーシャルディスタンスを保つように求められ、クラブハウスは利用せずに駐車場から直接コースへと向かう。バンカー内のレーキは撤去され、旗竿に触れることは禁止。カップには発泡ゴムが詰められて、カップインした球は2本の指で簡単に取り出すことができるようになっている。