◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

勝みなみが5バーディ、ボギーなしの「67」で回り5アンダーとし、2018年7月の「ニッポンハムレディスクラシック」以来になる単独首位発進を切った。ショットに復調気配が見えたのが約1カ月前。残り5試合になる20年で、ツアー通算5勝目に向け力を込めた。

耐え、しのいで得たチャンスを確実に決め切った。「序盤は長いパーパットを決めた。粘りのゴルフとショットがうまくいった」。前半2番から4ホール連続で2m以上のパーパットを沈めた。5mを決めた8番で2つ目のバーディ。最終18番(パー5)では第3打のバンカーショットを80cmに寄せ5つ目で締めた。

今季のフェアウェイキープ率は全体89位の30.35%、パーオン率は全体88位の55.83%。開幕からショット不調に陥っていた。試行錯誤が実を結び始めたのは10月第1週の「日本女子オープン」最終日の朝。「ショットが右に行くのがずっと止まらなかった。ちょうど(バックスイングの際)肩を全力で回してみようと思ったら、それが良くて」。すぐに結果には表れなかったが、好感触をつかんでいた。

「緊張してくると肩が回らなくなってくる。いまはそこをすごく意識している」。ショットのスタッツが停滞していても、得意のパット(パーオンホールの平均パット数)は1.7688と全体5位にいる。「かみ合えばアンダーが出ると思っていた。気持ち的にも乗ってきているし今年は残り5試合。最後、畳みかけていきたいと思っています」と意気込んだ。(埼玉県飯能市/林洋平)