◇国内女子メジャー第3戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 2日目(27日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

上位4人がそろって20代前半と若手が勢いを見せるなか、上田桃子が首位と3打差の通算6アンダー5位につけた。3位スタートから「69」でプレー。「昨日入らなかったようなパットも入って、(昨日と)スコアは一緒ですけど、明日以降にも光が見えるラウンドになった」と手ごたえを口にした。

ツアー優勝者をはじめとする“旬”の選手が集結した2020年の最終戦は、より力が試されるかのように芝目がきつい高麗グリーンが採用されている。ツアー通算15勝、2007年には史上最年少で賞金女王に輝いている実力者をもってしても、初日のプレー後には悩む声が漏れた。「(パットのラインが)読めなかった、というのがほとんど。『エッ』っていうのが積み重なると、(悪いところが)自分のストロークなのかなと迷いが蓄積される」

バックを担ぐキャディからは「このコースのワナにあんまりはまらないように」と言われたそう。第2ラウンドは「気にならなかったというか、『グリーンが難しいから仕方がない』と思えた」。ひたむきに自分の感覚を信じることを念頭に置いた。

攻略の手立てとして、この日同組だった鈴木愛のプレーに着目。「どのようなプレーをして、どういう感じでパターをやってくるのか楽しみにしていた」と話し、「彼女も『ん?』って芽の感じに苦戦している部分もあったので、上手い選手でも(やはり難しいんだ)と思った。でも、転がりがすごくいいので芽が気になりそうなホールでも、いいスピードで入れることで関係ないなって思った」と冷静に分析した。

「(3日目は)風が吹くと聞いているので全く違うコースになると思う。それもまたこのコースの楽しみでもある」と予想される試練にも泰然自若。数々の白星を掴んできたが、メジャータイトルはまだ獲れていない。易々と若手に譲るわけにはいかない。(宮崎市/石井操)