初の米国2連戦 「全米プロ」デビューの小平智はイーブン発進

初の米国2連戦 「全米プロ」デビューの小平智はイーブン発進

◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 初日(10日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7600yd(パー71)

小平智にとって今週はキャリアで初めて、2週連続で米国でプレーする機会だ。前週の「WGCブリヂストン招待」(47位)に続くメジャー最終戦。滑り出しは3バーディ、3ボギーの「71」でイーブンパー25位タイとし、「もう少し伸ばせたと思う」と大会デビュー初日を振り返った。

谷原秀人の直後の組でプレーした小平は、出だしの1番でバーディ発進。残り約230ydの2打目をグリーン奥にこぼしたが、ウェッジでチップインさせて難を逃れた。

ティショットを手前のバンカーに入れた4番(パー3)から3連続ボギーをたたいたものの、「後半はショットが良くなってきてピンを狙えた」と、1オーバーで折り返したインでは12番でバーディ。15番(パー5)で1mのバーディパットを引っかけてチャンスを逸する取りこぼしもあったが、首位とは4打差で発進した。

ボギーが続いた状況ながら、「7アンダー、8アンダーと出るコースじゃない。我慢していれば上に行ける」と冷静だったのは、これまでのメジャーだけでなく、前週の世界選手権に出た経験も大きい。初日から一緒にプレーしたのはシャール・シュワルツェル(南アフリカ)、ビル・ハース、ジョン・ラーム(スペイン)、そしてフィル・ミケルソンとビッグネームばかり。戦況も見通しが立ってきた。「(2週)続けて出て気持ちは落ち着いている。すごい選手と一緒に回れて、今週も緊張はない」と精神的な不具合はない。

今大会は前週に出場が急きょ決まったことから、キャディに自身のマネージャーを起用。日大時代の先輩とのやり取りで「和気あいあいとやっていた」とリラックスムードが続く。「ここで60台を出したい…先週からずっと言ってますね」。苦笑いの奥には、前週果たせなかった“今度こそ”の気持ちでいっぱいだ。(ノースカロライナ州シャーロット/桂川洋一)

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