岐阜県高山市丹生川町日面の飛騨大鍾乳洞で、山の斜面に巨大な氷柱が連なる風物詩の「氷の渓谷」が見頃となった。暖冬のため例年より3週間以上遅れたが、ここ数日の冷え込みで迫力たっぷりの姿がお目見えし、12日も観光客が写真を撮って楽しんだ。

 標高約900メートルにある同施設が、冬場の呼び物にしようと13年前から、谷水を岩肌や樹木に掛けて徐々に凍らせている。氷柱は通路に沿って延べ約200メートル、高さは最大約30メートルにもなるといい、陽光に照らされると青白く輝く。長沼伸彦支配人は「ようやく"飛騨の真冬"らしくなった。出来はまずまずだが、この迫力を見てほしい」と話している。

 2月中の土曜日と祝日の前日は、日没から午後8時までライトアップする。3月10日までは来場者に甘酒を振る舞っている。