新型コロナウイルスへの警戒感から全国各地でマスク不足になっていることを受け、岐阜県中津川市加子母の加子母小学校5、6年生は12日、家庭科で洗濯をして繰り返し使えるガーゼマスクを作った。かぜ予防などで登下校のスクールバス内や給食の配膳ではマスクは必須で、同校は「児童のアイデアでマスク不足を乗り越えたい」と意気込む。

 同校によると、児童のほとんどは使い捨てマスクを使っている。マスク不足から、保護者からは「マスクが買えない」という声が寄せられており、5年生児童の発案で全校109人分のマスクを手作りすることを決めたという。

 この日は子どものマスクを手作りしている日下部理恵さんを講師に招いて授業を行った。児童47人は日下部さんから生地に用いるダブルガーゼの材質やマスクの構造を教わった後、用意された6種類のカラフルな生地を使い、家庭科の授業で学んだ直線縫いでマスクの形に縫い合わせて両側にゴムを通して完成させた。

 全校児童分が完成し、マスクを受け取った児童は早速着けて下校した。5年生の男児は「頑張って作ったので大切に使ってほしい」と話した。