岐阜市版レッドリストで将来の絶滅が心配される「準絶滅危惧」に分類される「アズマヒキガエル」の観察会が、夜間に岐阜市内の池であった。産卵期で集まったカエルを約30人の参加者が見守った。

 身近な所にいる希少生物に目を向け、保護について考えてもらおうと、岐阜大地域科学部の向井貴彦准教授(保全生態学)が昨年に続いて企画した。

 マスク姿の参加者らは、カエルを驚かさないよう静かに池のほとりへ。暗がりにライトを向けると、水から顔をのぞかせた姿や漂うひも状の卵が浮かび上がった。今回は19匹を確認。参加者らは、誤って雄同士が絡んだ際の鳴き声「リリースコール」を響かせる様子などに見入っていた。

 可児市から来た小学3年の男児(9)は「触ったら背中の筋はカリカリ、全体はヌルヌルしていた。家で飼っているカエルより大きかった」と話していた。