岐阜県は26日、新たに可児市に住む40代女性と70代女性、70代男性の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。40代女性は、既に感染が確認されている70代夫婦の娘で、同市の合唱団二つに所属していた。70代女性は、合唱団で40代女性らと接触があった。岐阜県内での感染確認は15人となった。

 可児市では、二つの合唱団のメンバーとスポーツジムの利用者らの感染確認が相次いでおり、一連の感染者は県外在住者を含め5日間で9人となった。重症者は最初に感染が確認された70代の男性1人で、7人は軽症か、症状がない。この日判明した70代男性は、感染が確認されたスポーツジム利用者の夫で、症状はない。

 県によると、40代女性は2月28日にせきなどの症状が出ており、一連の感染者の中で最も発症が早かった疑いがある。発症後、合唱団の練習には計4回参加し、同居の両親を除く感染者4人とも接触していた。

 一方、70代女性は、発症前ではあるがスポーツジムを利用していた。スポーツジム関連の感染者4人は、いずれも主にプールを利用していたという。

 県は26日、スポーツジム利用者の一部や、感染者と同居する家族、診察を受けた医療機関の関係者ら計21人の検体検査を行い、全員の陰性を確認した。しかし、感染者と接触したか接触の可能性がある人は、合唱団には20人、スポーツジムでは100人以上おり、県は引き続き聞き取り調査や検体検査を急いでいる。