モータースポーツファンの裾野を広げようと、岐阜市六条江東の日本自動車連盟(JAF)岐阜支部は、レーシングコースでの走行を疑似体験できる「レーシングシミュレーター」を全国の支部に先駆けて導入した。体験イベントが28日開かれ、県内外のライセンス保持者13人が走行を楽しんだ。

 同様のシミュレーターを常設するのは県内で初めてという。

 JAFの競技ライセンス保持者が練習で使う本格的な装置で、国内外の約200種のレーシングカーなどで約100コースを走行できる。速度やタイヤの温度でハンドルを切る重さや地面から伝わる振動が変わるなど、実車に近い操作感が味わえる。オートマチックの設定もあり、初心者も利用可能。今後、子どもや女性向けサイズのシミュレーターも追加し、対戦できるようにするという。

 体験イベントに訪れた会社員(27)=関市広見=は「曲がるときのハンドルの切れ方やブレーキ操作などが実車に近く、運転の癖にも気付ける」と話した。

 利用は平日午前11時〜午後3時で、JAF会員と同伴者、ライセンス所持者が対象。土日祝日も月1回ほど営業する。料金は会員が15分千円、ライセンス保持者は20分千円。予約制で利用の5日前までに同支部に電話で申し込む。問い合わせは同支部、電話058(277)1121。