iPhone・iPad・Macのアプリ統合がついに実現か、Appleが2019年にSDK第1弾をリリース予定

iPhone・iPad・Macのアプリ統合がついに実現か、Appleが2019年にSDK第1弾をリリース予定


Appleは以前から「iPhoneやiPad、Macを統合したユニバーサルアプリの提供を計画している」とささやかれており、計画のコードネームは「Marzipan(マジパン)」であるといわれてきました。そんな中、早ければAppleが開催する2019年6月のWWDCで、iPad上でもMac上でも動作するアプリのソフトウェア開発キット(SDK)が発表されると報じられています。

Apple Plans on Combining iPhone, iPad, Mac Apps by 2021
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-02-20/apple-is-said-to-target-combining-iphone-ipad-mac-apps-by-2021

iPhoneやiPad、Macで同じアプリが動作するようになれば、多くの開発者がそれぞれのデバイスに対応した個別のコードを書く必要がなくなり、大きな恩恵があると考えられています。その一方で、それぞれのデバイスは操作上の特性や画面の大きさなどが違うため、ティム・クックCEOはアプリ統合のウワサに対して「アプリの統合は妥協とトレードオフの必要が生まれてしまう」と述べて否定していました。

iPhoneやiPadとMacのソフトウェア統合をティム・クックCEOが否定 - GIGAZINE

しかし、コードネーム「Marzipan」として知られているアプリ統合計画は着実に進行しており、Appleは早ければ2019年6月のWWDCにおいて、iPadでもMacでも動作するアプリのSDKをリリースする予定だとBloombergは伝えています。その時点ではApp Storeの統合はされていないため、開発者はiOS向けのApp StoreとMac向けのMac App Storeでそれぞれアプリをリリースする必要がありますが、新たなSDKを使うことでソフトウェアコードを2回書く必要がなくなるとのこと。

また、2020年にはSDKの適用範囲をiPhoneアプリにまで広げ、同一のアプリがiPhone・iPad・Mac全てで動作するようにしたいとAppleは考えている模様。iPhoneのスクリーンはMacのスクリーンと比較して非常に小さいため、この計画はAppleのエンジニアにとって大きな挑戦になるとみられています。

BloombergはAppleが2021年をめどにApp Storeの統合を計画しているとも報じており、開発者はそれぞれのストアで個別にアプリをリリースする必要がなくなる予定だそうです。計画をよく知る人物によれば、コードネームMarzipanは流動的な状態であり、計画にはズレや変更がある可能性も残っています。なお、Apple本社の広報担当者はこの件についてコメントしませんでした。


MarzipanのプロジェクトはNetflixやTwitterといった多くのIT企業や個人の開発者に対して大きな恩恵を与えるだけでなく、App Storeでのアプリ購入や購読を活発化させることで、Appleにも多くの利益がもたらされるだろうとBloombergは述べています。

Photo by FirmBee


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