麻疹(はしか)感染拡大のため予防接種を受けていない子どものパブリックスペース外出禁止令が出される

麻疹(はしか)感染拡大のため予防接種を受けていない子どものパブリックスペース外出禁止令が出される


2018年10月以降、アメリカでは麻疹(はしか)の感染拡大が続いています。ニューヨーク州ロックランド郡では2019年3月27日(水)、非常事態宣言を発令し、麻疹の予防接種を受けていない18歳以下の子どもが公共の場(パブリックスペース)に出ることを禁止しました。この種の禁止令はアメリカでも初のもので、違反した子どもの保護者には高額の罰金か懲役刑が科される可能性があります。

County of Rockland, New York :: State of Emergency Declared
http://rocklandgov.com/departments/county-executive/press-releases/2019-press-releases/state-of-emergency-declared/

Emergency declared in NY over measles, unvaccinated barred from public spaces | Ars Technica
https://arstechnica.com/science/2019/03/emergency-declared-in-ny-over-measles-unvaccinated-barred-from-public-spaces/

County Bans Unvaccinated Minors from Entering Public Spaces, a First in the U.S.
https://gizmodo.com/county-bans-unvaccinated-minors-banned-from-entering-pu-1833586903

2018年10月以降、アメリカでは麻疹の感染が広がっており、ロックランド郡では2019年3月26日の段階で153人の感染者が出たことが報告されています。このため、ロックランド郡は非常事態宣言を発令し、予防接種を受けていない18歳以下の子どもが公共の場に出ることを禁止しました。「公共の場」とは「市民的、社会的、政治的、あるいは宗教的集会場や、レクリエーションの場、買物のできる施設、レストラン、公共交通機関の待合場所やバス・電車などの公共交通機関の中、治療所、学校など10人以上の市民が集まる場所」として定義されています。


麻疹は伝染力が非常に強く合併症などの併発率も30%ほどあります。しかし麻疹ワクチンを接種すると、接種1回目では95%以上、2回目にはほぼ100%の確率で麻疹に対して免疫がつき、近代医学では「予防できる病」として知られています。しかしながらアメリカでは宗教上の理由などで子どもに対する予防接種を拒絶する「ワクチン忌避」を支持する人々が一定数活動しており、今回の拡大に繋がったとのこと。

破傷風で47日間ICUに入院した少年になおワクチン接種を拒否する両親 - GIGAZINE

アメリカ疾病管理予防センターによると、2017年は120人だった麻疹の感染者数は2018年は372人に増加。2019年はすでに3月21日時点で314人に達する勢いだとのことです。

Photo By Prostock-studio


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