「未来のカメラはスマホ化する?」Leica搭載スマホから見えるもの

「未来のカメラはスマホ化する?」Leica搭載スマホから見えるもの

Photo:照沼健太

写真はもはや新たな言語かも。

もはや1人1台持つのが当たり前という勢いのスマートフォン、そのほぼすべてがカメラでもあるのですから、世界の共通言語は写真であるといっても決して大げさではありません。

そんなスマートフォンのカメラはここ数年、大きく進化を遂げ、AIなどの仕組みを導入したソフトウェア処理で、どんなシチュエーションでも平均点以上の写真が撮れるようになりました。 さらにHUAWEI(ファーウェイ)のスマートフォンは数年前からLeica(ライカ)カメラを搭載し始め、ハードウェア的にもこれまでのスマホカメラの限界を超えてきています。 その最新機種である「HUAWEI P30」は、メインカメラにLeicaトリプルカメラを搭載し、3つのカメラとAIの組み合わせで、どんな場面でも最適な撮影モードを自動設定する高性能っぷり。

「ミラーレスブームが続いているけど、実はカメラの未来はスマホの中にあるのでは?」と、日々最新のカメラ事情を追いかけているギズ編集部員が集まり、スマホカメラのこれまでとこれからを話し合ってみました。

スマホカメラの進化、これまでで何が衝撃的だった?

Photo:照沼健太

左から編集部・山本、吉岡、佐々木

──あらためて整理すると、スマートフォンが2009年ごろから広く普及し始め、2010年にはインスタグラムがスタートしました。撮ってすぐに世界中に写真を公開できるというスマホとインスタの組み合わせは、写真の楽しみ方を大きく変えました。

佐々木:そうですね。 写真をこれまでの歴史上でもっとも身近なものとしたという意味で、ポラロイドや写ルンです以上の革命だったと思います。

──これまで印象的だったスマホカメラの進化って何がありますか?

吉岡:僕は2009年に初めてスマートフォンを使ったんですけど、とにかく画面の大きさが衝撃的でしたね。当時はまだ画質がイマイチだったんですけど、それでも撮った写真をガラケーやデジカメよりも大きな画面で見られるのがすごく良かったです。

──確かに。写真自体の画質や加工などに気を取られがちですけど、スマートフォンはスチルカメラ史上最大級のファインダーを搭載したカメラですよね。

佐々木:僕が印象的だったのは背景をボカす「ポートレートモード」ですね。ハードウェア的に小さなレンズとセンサーでボケさせるのは厳しいからソフトでやってしまう、というやり方は「未来だ!」と驚かされました。たぶん当時カメラ業界としてはあまりなかった発想なんじゃないかと思います。

──ポートレートモードの登場は、ソフトウェア的な処理で美しい写真を作り上げる「コンピュテーショナルフォト」の到来を最初に感じた瞬間でしたね。

佐々木:描写力とか色んな要素はありますけど、なんだかんだ一眼を選ぶ最大の理由ってボケだったと思うんですよ。でも、ポートレートモードが出て、多くのユーザーにとって一眼を買う理由がほぼなくなってしまったんじゃないかなと感じました。

Photo:照沼健太

山本:今では背景をボカすだけじゃなく、被写体を認識して自動的にモードを切り替えたり、肌を補正したり、黒つぶれしてる箇所だけを明るくしたり、撮影するだけでスマホが計算してレタッチしてくれるようになってますよね。

吉岡:逆光や暗い場所なんかでデジカメとスマホを撮り比べると、スマホの方が平均して“使える”写真になってることは珍しくないもんね。

──でも、その一方でポートレートモードの被写体とボケの境界線など、コンピュテーショナルフォトは仕上がりが不自然だという指摘もあります。物理現象である光を扱う以上、レンズやセンサーといったハードウェアの物理的な大きさや性能は欠かせない要素である、と。

山本:僕はガラケーを使ったことがなくて、初めて買った携帯がスマホだったんです。その頃からスマホのカメラはだいぶ綺麗になってるから、その2012年からこの2019年までそこまで大きなカメラの進化は感じていないのが正直なところなんですけど、それでもHUAWEI P20で撮った夜景の写真を見た時は「マジですごいな」と驚きました。P20を買ったライターさんがギズ編集部のチャットにアップした写真だったんですけど、あれは衝撃的でしたね。

佐々木:やっぱりLeica搭載というインパクトは大きかったし、実際に写真も凄かったよね。

──確かにP20はそれまでのスマホとは違っていて、もちろん他のスマホ同様にコンピューター処理もされているはずなんだけど「画像というより写真」って感じがしましたよね。

吉岡:そう、アレはなんなんですかね。やっぱLeicaって何かが違うんですよね。

実際、Leicaってどうなんですか?

Photo:照沼健太

──佐々木さんは数年前にLeica M9を買って毎日のように持ち歩いていて、最近はLeica Qを買いましたよね。Leicaに行った理由ってなんだったんですか?

佐々木:極端に言えば、目をつむっていても良い写真が撮れるのが今のほとんどのカメラだと思うんですけど、それに対してM型Leicaにはファインダーから見える世界をレンズの画角で切り取るレンジファインダーという仕組みがあったりと、カメラ自体を扱う楽しさがあったんですよね。そして出てくる写真も明らかに他と違う。

──カメラを操作して写真を撮る行為自体の楽しさと、撮れる写真が魅力なわけですね。

佐々木:Leicaで撮ると、日常がまるで映画のワンシーンみたいに感じられるんですよ。

山本:Leicaで撮った写真って、他のカメラで撮った写真をLightroomで補正したとしても出すことのできない色があるんですよね。いや、マジであれはなんなんですか?

吉岡:そう、それがめっちゃ気になるんですよね。あのLeicaの空気感みたいなもの。何があれを作っているのか、そしてなぜ他のカメラじゃあれが再現できないのか。

山本:Lightroomで調整できそうな気がするけど、やっぱ無理なんですよね。

──香水を作る調香師とか、宮崎駿作品の色彩設計を一手に引き受けていた保田道世さんみたいに、Leicaには”Leicaらしい画”を作るスペシャリストがいるんですかね。

佐々木:ブラックボックスですよね。“Leicaっぽさ”というものを具体的に説明できている人って見たことないですし。

──見れば「あ、Leicaだ」っていう個性があるのに、具体的には説明できない。そんなブラックボックス感も魅力なんでしょうね。

佐々木:僕らの周りを見ても、SNSを見てもLeicaユーザーが増えてますよね。

山本:YouTuberの方も買ったりしてますし。

吉岡:著名人でもLeica買って話題になってる人が増えてるみたいで。

山本:僕もLeica Qを夏のボーナスで買おうと思っています。

Leicaトリプルカメラを搭載したスマホ「HUAWEI P30」その実力は?

Photo:照沼健太

──さて、そんなLeicaカメラをスマートフォンに搭載していることで知られるHUAWEIですけど、その最新機種の一つ「HUAWEI P30」がここにあります。

吉岡:カメラが3つ並んでる姿も壮観ですが、グラデーションも綺麗ですね。

──これは「オーロラ」というカラーですが、実物は高級感ありますね。

佐々木:おおー。実際にカメラ使ってみると、他のスマホと比べて思想がちょっと違う気がしますね。

山本:うん。写真の描写力を見てもレンズの性能が良いというか、ハードウェア的に可能な限り追い込んでいる感じがして、コンピュテーショナルフォトを全面に押し出している他のAndroidスマホとは真逆な印象です。

Photo:照沼健太

吉岡:単純にどちらが優れているとかじゃなく、綺麗な対立で良い気がしますね。

──実際にLeicaのカメラと使い比べてみても、確かにLeicaっぽさがあるなと感じました。Leica SLのEVFを覗いたときに近いかな、と。

photo:照沼健太

山本:「プロ」モードでは、ISOやシャッタースピードなんかの情報が、Leicaレンズに使われているあのフォントと文字色で表示されているのも良いですね。

吉岡:あ、本当だ。

佐々木:多くのコンピュテーショナルフォトは「画像」という感じがするけど、「HUAWEI P30」で撮ってみると「写真」という感じの画が多いですよね。メーカー自身もそう思っているんじゃないかな? それが出てくる絵の違いにつながっているんじゃないかと。

Photo:照沼健太 Photo:照沼健太

山本:HUAWEIといえば、Leicaのダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P9」が印象的でした。あのモノクロセンサーが吐き出す写真がすごく良かったんですよね。この「HUAWEI P30」にはあの感じが引き継がれていると思いました。

吉岡:今回の「HUAWEI P30」はトリプルカメラなんですよね。

Photo:照沼健太

──約4000万画素27mm相当の超高解像度メインカメラ、約1600万画素17mm相当の超広角カメラ、約800万画素80mm相当の光学3倍の望遠カメラを搭載していて、ハイブリッドで5倍ズーム、デジタルズームで30倍に対応しています。

左から1倍/3倍/5倍 Photo:照沼健太 左から1倍/3倍/5倍 Photo:照沼健太

佐々木:Leicaカメラを搭載したHUAWEIのスマホって、コンデジの代わりとして持っているクリエイターの方も多いじゃないですか。それってある意味では革命的なスマホだと思うんですけど、使ってみるとその気持ちもわかりますね。

山本:小さいものでも、暗所でも、なんでも撮れちゃうし、その上できちんと「写真」になっているっていう。

Photo:照沼健太 Photo:照沼健太

佐々木:以前「HUAWEI P10」が欲しいなと思ってたのを思い出しました。普段Leicaを使っているようなクリエイターが「コンデジ買うくらいならコレ」ってなるのも無理ないです。

──もちろんカメラ専用機の描写は圧倒的だし、スマホがそこに追いつくことは光学的な面からはほぼ無理だとは思います。でも、その分スマホは携帯性も抜群だし、カメラでは撮影できないようなシチュエーションにも対応できる。RAW現像などの調整をしなくても使える写真を撮りやすいのはスマホだったりしますね。

左:高級ミラーレスカメラでの撮影/右:HUAWEI P30での撮影 Photo:照沼健太

──この2枚の写真が分かりやすいですが、「HUAWEI P30」では「AI HDR+」という技術が搭載されていて、逆光や暗所写真などのパターンを数十万も組み込んだAIが、1枚の写真ごとに各箇所の描写を最適化してくれます。

山本:RAW現像などの調整をしなくても使える写真を撮りやすいのは、カメラ専用機よりもスマホだったりしますね。

吉岡:こうなるとスマホで十分という人ももっと増えていくでしょうね。

佐々木:そうですね。でも、だからこそカメラ専用機でしか撮れない写真も価値を持ち続けるだろうし、M型Leicaみたいに操作すること自体が楽しいカメラはもっと求められていく気がしますね。「HUAWEI P30」はスマホカメラの域を超えていながら、スマホでしか撮影できないようなシチュエーションでの撮影もできる。これはおもしろい存在だと思います。

新たに生まれた、コンデジとしてスマホを持つという選択肢。

Photo:照沼健太

HUAWEIがカメラ機能にこだわって展開しているスマートフォン「Pシリーズ」。

現代カメラの礎を作った巨人にして、いまだにカメラ技術の最高峰を行くLeicaというブランドがお墨付きを与えた光学性能と、最先端のAI技術を組み合わせた「HUAWEI P30」は、“高性能カメラを搭載したスマホ”どころか“カメラの最新形”と呼んでもおかしくないモデルです。

Photo:照沼健太

Leicaといえば100万円を超えるハイエンドカメラやレンズを販売しているブランドだけに、もちろんこの「HUAWEI P30」を使ったからといって、Leicaの描写すべてを手に入れられるわけではありません。

しかし市場想定売価7万7880円(税抜)という最新のAndroidとEMUI9.1を搭載したスマートフォンで、広角〜3倍、そしてハイブリッド5倍、デジタルズーム30倍という幅広い画角と、最短2.5センチのマクロ撮影など、あらゆるシチュエーションで美しい写真を撮れるカメラを手に入れられるというのは、驚くべきコストパフォーマンスです。

デュアルビュービデオの撮影イメージ(左が望遠、右が広角)

また、忘れてはならないのが動画機能。Leicaカメラで動画撮影できるのもまた「HUAWEI P30」の魅力です。4K30fpsでの撮影はもちろん、望遠と広角カメラでHD動画を同時撮影できる「デュアルビュービデオ」といったユニークな機能もLeicaクオリティーで楽しめます。動画でも最大デジタルズーム30倍が使えるため、あらゆるシチュエーションに対応してくれます。

Photo:照沼健太

ハードウェアとソフトウェアを高度に融合させた「HUAWEI P30」。未来のカメラ、そしてスマートフォンの一つの方向性があるとすれば、それはこの機種の延長にあるのかもしれません。

ちなみに市場想定売価3万2880円となる廉価版「HUAWEI P30 Lite」も、Leicaカメラではなくなりますが、約2,400万画素+約800万画素+約200万画素のトリプルカメラを搭載しておりAI撮影機能にも対応しています。リーズナブルに最先端のスマホカメラを体験したい人は、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

「HUAWEIP30」と「HUAWEI P30 lite」は、ファーウェイ・オンラインストアのほか、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、上新電機など一部の家電量販店やECサイト、IIJmio、イオンモバイル、エキサイトモバイル 、NifMoなどのMVNOで販売中。

Source: HUAWEI P30

キャンペーン情報

HUAWEI P30などHUAWEI製品が当たる、ファーウェイ製のスマートフォン端末で撮影した写真で応募するフォトコンテスト、「HUAWEI NEXT-IMAGE Awards」を実施中。「Faces」、「Going the Distance」、「Hello, Life」、「#Emotion Tag」の4つのカテゴリーのなかから、応募写真にもっとも適していると思われるカテゴリーを選択し、キャンペーンサイトから応募することで、参加できます。応募期間は2019年7月31日(水)23:59まで。

HUAWEI NEXT-IMAGE Awards

アフターサービスに関して

ファーウェイ・ジャパンでは、より多くのお客様にもっと気軽にサービスを体感していただけるよう、本年3月より開始した、「ファーウェイ・サービスデー」キャンペーンをよりパワーアップさせた、「ファーウェイ・サービスデー 夏の感謝祭」を2019年6月21日から約90日間開催しております。

ご利用端末の点検サービスや、修理宅配返送でTalkBand B2をプレゼントするなど、様々な特典をご用意しております。詳しくはこちらのページを御覧ください。

ファーウェイサービスデー 夏の感謝祭

編集部より:2019年7月22日現在、HUAWEIは米商務省より輸出規制の対象となる企業に指定されている件に対して、Webページ「HUAWEI ANSWERS」を用意しています。


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