日本よりひと足早くアメリカ等で公開となった映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』も好評なDCコミックスの映画シリーズですが、早速その次の作品となる『ザ・バットマン(The Batman、原題)』のカメラテスト映像が公開されました。バットマンのスーツがついにお披露目ですよ!

The Batman - Camera Test from Matt Reeves on Vimeo.

こちらのテスト映像は同作のマット・リーヴス監督がアップロードしたもの。真っ赤なライティングのせいで、Netflixのドラマでもおなじみ「デアデビル」みたいにはなっていますが、ゲーム版『アーカム』シリーズの雰囲気もあり、カッコいい!

まず注目どころは胸。バットマンの胸のコウモリのマークが、今までの映画版バットマンにはなかったメカニカルなものになっていますね。考えられるパターンとしては、これがはなんらかのガジェットになるというもの。

バットマンはスーパーパワーではなくガジェットを駆使して戦うキャラクターなので、ガジェットはかなり可能性が高い気もします。よく見ると二本のグリップとブレードが組み合わさったようなデザインになっていますよね。

バットマンのガジェットはいろいろありますが、バッタラン(コウモリ型ブーメラン。手裏剣みたいにして使う)、グラップネルガン(フック付きのケーブルを発射して建物を登ったり、敵を引っ掛けたりする)あたりは定番。投げるのは難しそうなデザインなので、グラップネルガンに変形するのかな?

ファンの間では「親を殺した銃を胸に入れているんじゃないか」といった予想も立てられていましたが、ディティールを見る限り銃っぽくはなさそう。でも、もし正解だったら相当にエモい(ちなみに、コミックでは銃を溶かして胸のコウモリのマークにしているというエピソードがありました)。

もう一つ気になるのは、胴体は金属か樹脂っぽい素材感なのに対し、カウル(マスク)がレザーなところ。鼻の辺りをよく見ると縫い目があるのがわかるはず。映画ではルックスをレザー系でやるのはおそらく初めてのはず。日本でも放送されたドラマ版『バットマン』の趣もある。

またマントの首周りに襟が付いているのも興味深い。基本的にバットマンのデザインはコミックでも襟はないのが定番。映画からコミックに逆輸入されるかな……?

また、カウルの耳部分を出していないのも気になるところ。定番を外してきているので、もしかすると頭もちょっと奇抜になっているのかも。個人的にはそろそろコミック初期のデザインにだいぶ寄せた、耳の長いバージョンで来るんじゃないかと思うのですが、果たしてどうなるか。

今作でバットマン/ブルース・ウェインを演じるのは『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。起用が決まったときはどうかなーと思ったのですが、見た目はかなり期待できそうです。

ストーリーに関してはオリジンの語り直しでもなければ、ベテランヒーローというわけでないバットマンを描くとTHRのインタビュー記事で説明されていますが、それ以外は不明。バットマンとしての活動をしはじめた頃のお話になるのかな?

単独映画が話題となったホアキン・フェニックス版「ジョーカー」の登場予定はなく、他のDC作品とのつながりも不明なまま。個人的には大好きなベン・アフレック版のバットマンと地続きということにして欲しいなというのはありますが、バットマン周りのキャストがまるごと変更されているのでその可能性はかなり低そう……しかし、楽しみにしておきましょう!

映画『The Batman』はアメリカで2021年7月25日公開予定。

Source: Vimeo、The Hollywood Reporter