Photo: 中川真知子

ヤバいものを手に入れてしまった…!

立ったまま会議は無駄話に発展しにくいから効率がいい。立ったままのデスクワークは集中力が高まる。なんだか「立ったまま」というのは仕事にとって重要なキーワードみたい。でも、ラップトップスタンドって、ゴツくて机を占領したり、机そのものを底上げしてくれるギミックがついていたりするものばかり。腰痛に悩まされでもしない限り買わないものだと思っていませんか? 私はそうでした。欲しくても買えないアイテムでした。

ところが…! ラップトップに貼り付けるだけのPCスタンドのMOFTから、4段階の角度調節でグレードアップした「MOFT Z」が登場したんです。折りたためばぺったんこになるので、必要のないときにはしまっておけるし、持ち運びだってオーケー。

いまクラウドファンドサイトMakuakeで出資者募集中なのですが、一足早く完成品をお借りできたのでインプレッションをお届けしますね。

4段階調節できて耐久性も向上したMOFT Z

Photo: Makuake

MOFT Zは折り紙から構想を得ています。なので、ぺったんこの状態から「折って」4種類の角度に組み立てていきます。

GIF: 中川真知子

最初はパッケージを参考に組み立てていましたが、今ではパタンパタンの要領で作ることができます。

MOFT Zそのものの重さは890グラム。耐荷重は10キロでMacbook Airをのせてタイピングしても不安定さはありません。より長く使えるように、ピアノ線よりも強度があるといわれるガラス繊維素材をふんだんに使っているらしく、耐久性にも優れているそうです。

スタンディングモード最高

主張しすぎないデザインなのも良い! Photo: 中川真知子

MOFT Zの最大の売りは、なんといってもスタンディングモード。果たしてどんな具合なのかなと思いましたが、これが想像を超える良さでびっくりでした。

普段、座り続けることをしんどく感じることはそれほどなく、むしろ結構満足しています。しかし座っていると立ち上がって歩き回るのが面倒になってしまい、Fitbitの1時間で250歩ぶん歩くというノルマを達成できずにいるのがストレスでした。

それに、座りながら仕事をしていると、集中力が途切れた時についネットサーフィンをしてしまいます。でも、立ったままなら画面から目を離さずに足踏みをしたり、スクワットをすることが可能なので、頭は仕事モードを維持しつつリフレッシュすることができるのです。お陰でだらだらと仕事をすることが減り、今までよりも早く仕事を終わらせることができるようになりました。

また、立ったままだと家事に対するフットワークも軽くなります。椅子に座った状態から立ち上がって家事をしに行くのが、こんなにも億劫だったとは思っていませんでした。それに、今までは座り疲れを感じていましたが、それもなくなりました。本当、立つってすごい!

ただ、高さ調節できないので使う人を選ぶ

MOTF Zはスタンディングモードにして高さ約25センチで、高さ調節はできません。私は下のような条件にMOFT Zを加えて快適に使っていますが、快適さは、身長や机の高さ、使っているラップトップの種類に左右されるのではないかと思いました。

Photo: 中川真知子

机の高さ:73cm

椅子の高さ:41cm

私の身長:166cm

座った時の肩から机までの高さ:31cm

肘の内角度:約90度

ラップトップ:Macbook Airの13インチ

こんな状態の私にはスタンディングモードはドンピシャでした。立っていても肘を曲げた時の内角度は約90度を維持しているので、負担はありません。

座位でもオッケー

気分転換に胡座をかくのもあり。ちゃぶ台を必要としないので、ミニマルに過ごせる〜 Photo: 中川真知子

スタンディングモードは立ち姿勢に限らず、座位でも使えます。私は仕事部屋だけでなく、子供部屋やサンルームでも仕事をすることがありますが、MOFT Zは簡易テーブル代わりにもなるので、以前にまして場所を気にせず仕事ができるようになりました。

ちなみに、直接床にあぐらをかく形なら高さはピッタリでした。本当、よく計算されていると思います。

ノートPC以外だと使いにくいかも

しかし、iPad ProにLogicoolのキーボードカバーをつけたものをのせてみたら驚くほど使いにくいと感じました。おそらく、キーボードの幅が小さいので手を添える角度が狭まり、腕に余計な負担を欠けてしまったのだと思います。

Photo: 中川真知子

また、スタンディングモードだとキーボードカバーが不安定に感じます。

Photo: 中川真知子

iPad Proの9.7インチ+Logicoolのキーボードカバーだからなのか、それとも他のタブレット+キーボードカバーでも同じ結果なのかはわかりません。タブレットは60度を推奨されているので、スタンディングで使うことは諦めたほうがいいかもしれません。

スタンディングモード以外はふつーのスタンド

MOFT Zは、スタンディングモードのほかに、25度、45度、60度に角度を変えることができます。

【25度】

まず、25度ですが、公式サイトによると25度は外付けキーボードを必要とせず、ラップトップを置いてそのまま使える角度のようですが、私は机にそのまま置いて座った状態で使うと手首への負担が大きいと感じました。

Photo: 中川真知子

なるべく手首を曲げないように肘を机にのせない状態でやってみました。これだと多少は負担が軽減されますが、私の場合はスタンドを使わない方がやりやすいと感じました。

Photo: 中川真知子

【45度】

45度は外付けキーボードを持っている人用の角度です。反対に、持っていなければ使うことはほとんどないでしょう。

【60度】

Photo: 中川真知子

60度はiPadに最適とされている角度です。iPad Proを置いてみると安定感が抜群でした。これまでnulaxyのスタンド(上の写真右側でiPhoneを支えているもの)を使っていましたが、iPad Proをタッチ操作するとズレて倒れてしまうことがありました。MOFT Zはそのような心配がありません。iPad Proを使う場合は、ポータブル折り畳みキーボードを使います。Apple Pencilを使って書き込むのは楽ではありません。MOFT ZをiPad Pro用として使う頻度はそこまで高くありませんが、安定感は気に入りました。

MOFT Zはまさに「今」欲しいアイテム

新型コロナウィルス感染をできる限り抑えるために、社会人はテレワーク、子供たちは休学を強いられています。私は在宅ワーク歴13年ですが、こんなにも仕事に集中できないのは初めて。1分1秒でも仕事に向き合う時間が欲しいです。

状況を好転させてくれたのはMOFT Zでした。立ったままの仕事は想像以上に快適です。Blocksiteを使って特定のサイトにアクセスできないようにしてあるお陰もありますが、スタンディングで仕事をしていると意外なほどネットサーフィンをする気が起きません。ストレッチをするなど、他にリフレッシュする方法があるからでしょうね。

Photo: 中川真知子

それと、MOFT Zは持ち運びにも最適です。見てください、このコンパクトさ。これはKOKUYOのA4縦型バッグ・イン・バッグなんですが、この中におさまってしまうんです。持ち運びできるスタンディングデスクなんて誰が想像できたでしょう? これなら家の中を静かな場所を探してウロウロするのも苦じゃありません。お風呂場に逃げ込んで仕事することだってできます。コロナが落ち着けばコワーキングスペースにだって持っていけますね。

それに薄いので使わない時はしまっておくことができるのも嬉しい。デスクをきれいに保てると、仕事に限らず色々やってみようと言う気になります。家計簿つけやファイリング、勉強だって捗ります。

MOFT Zは思っていた以上の実力をもっている侮れないアイテムでした。Makuakeだと早期割引で6,000円ほどで手に入るので、よい買い物だと思いますよ。

Source: Makuake