Image: Rachel Luna / 特派員 / Getty Images Entertainment

アカデミー賞のルールまで変更されるとは…。

新型コロナウィルスが映画業界に大打撃を与えています。劇場公開ができないというのはもちろん、撮影もできないので、映画そのものが存続の危機に瀕しています。もちろん、映画に付随するものも…。

そんな中、アカデミー賞が「特例」を発表しました。なんと、第93回アカデミー賞のみ、ルールとキャンペーン規則が変更されるのだそうです。

アカデミー賞に参加できる作品というのは、ロスアンゼルス郡内の劇場で1日に3回、7日間以上上映されたものと定められています。しかし、今はCOVID-19の影響でロスアンゼルス郡の劇場が閉鎖となっているので、93回アカデミー賞にのみ限定して、ストリーミングやビデオ・オン・デマンドの作品も最優秀賞並びに通常並びにスペシャルティカテゴリーにエントリーすることを認められるそうです。ただし、以下のルールが適応されます。

1)映画のストリーミング/VODリリースの60日以内にAcademy Screening Roomの会員限定ストリーミング上映会で上映されること

2)その他のアカデミー賞の該当条件を満たしていること

ちなみに、この特例は劇場が再開されたら適応されなくなるそうです。というのも、アカデミーは、映画は劇場で見てこそ、と信じているから。公式の力強いメッセージを抜粋しますね。

「アカデミーは、映画の魔法は劇場観賞してこそ体験できると強く信じています。その信念は揺るぎません。しかし、歴史的悲劇であるCOVID-19パンデミックのもと、我々の受賞資格規定を一時的に変更せざるおえなくなりました。」

なお、劇場公開が再開された場合、ロスアンゼルス郡に限らず、ニューヨーク、ベイエリア、シカゴ、イリノイ、マイアミ、フロリダ、アトランタ、ジョージアといったその他の大都市圏も対象の劇場を拡大するそうです。

元々Netflix(ネットフリックス)をはじめとするストリーミング作品をアカデミー賞に含むかどうかにも難色を示していたアカデミーなので、劇場公開作品なら劇場でみたほうがいいという考えは貫く姿勢なのでしょう。ただ、今はどうにもならない事情がありますから…。

はぁ…、劇場で映画見たいなぁ…。

Source: OSCARS