Photo: ヤマダユウス型

あまじょっぱい思い出を再生するために。

通勤自粛、ステイホーム、リモートワーク。新しい生活様式になり、おうちで過ごす時間が増えた2020年だと思うのです。

で、家タイムが増えるなら家の居心地をもっと良くしたいし、なんかこう、無性に整理整頓したくなるじゃないですか。模様替えとか部屋の最適化とかね。すると、押入れから発掘されたのがコレ。

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学生時代の吹奏楽部の定期演奏会のDVD! あ〜あったねぇ、懐かしいねぇ。入部当初はアルトサックスだったのに男子だからという理由でバリトンサックスにチェンジさせられて、なんならコンクール前にはバスクラリネットもさせられて。ああ、激動のブラスバンド部の思い出よ…。

こういう思い出DVD、見つけるのは良いんですけど、問題は再生するデバイスです。最近のノートパソコンはほとんど光学ドライブを内蔵していませんので、手持ちのPCで再生するのは難しい。手軽に、なんなら大きなテレビ画面でDVDを見る方法は無いものか。BD/DVDレコーダー? いや、録画はHDDで事足りてますし、もっとお手頃価格で実現したいんですよね。

そこにぶっ刺さるのが、IODATA(アイ・オー・データ)から新しく登場したDVDドライブ「DVRP-U8ATV」なのです。

Android TV対応テレビにつなぐDVDドライブ

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「DVRP-U8ATV」はいわゆる外付けの光学ドライブです。本体もコンパクトで場所をとらず、手元に一台あれば何かと便利なヤツ。Blu-rayは非対応なのであしからず。

外付けドライブって、光学ドライブを内蔵していないPCで使うイメージが強いですよね。でも、「DVRP-U8ATV」が得意とするのはPC連携よりもテレビとの連携。ソニーのBRAVIAやシャープのAQUOSに搭載されている「Android TV」でDVDが見られるデバイスなんです。

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実際に、我が家のBRAVIAで使ってみましょう。まずは「DVRP-U8ATV」をBRAVIAのUSB端子に接続。電源はUSBから供給されるので、接続はこのケーブル1本です。イッツシンポゥ。

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次はAndroid TV側の設定。Google Play Storeで「DVDミレル」と検索し、該当アプリをインストールします。IODATAが提供している、ドライブに挿入したDVDを再生するためのアプリですね。

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あとはDVDを挿入して、「DVDミレル」アプリから再生するだけ。チャプター操作や早送りといった基本的な操作も問題ありません。っていうかチャプター操作というのがもう懐かしい…。

Photo: ヤマダユウス型 サブスクにないアーティストのライブDVDも大画面で。

近年はNetflixやApple TV+などのサブスクが全盛期ですが、サブスク化されない作品があるのも事実。特典映像やマイナー作品を楽しむなら、やっぱりひとつはDVDの再生環境を持っておきたいですね。

目で楽しむCDプレイヤーでもある

もう1つ、おもしろい機能があります。「DVRP-U8ATV」はCD音源も再生できるのですが、なんと歌詞やアートワークを表示してくれるんですよ。これがなかなかビジュアル的にも新鮮で、テンションの上がる仕様。

使い方は、Google Play Storeで「CDレコ」と検索し、アプリをインストール。このアプリがいわゆるプレイヤーになります。

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「DVRP-U8ATV」にCDを入れて「CDレコ」アプリで再生すると、この通り。アートワークだけでなく、トラックリストや歌詞もドドンと表示してくれるんですね。歌詞はカラオケのように歌唱に合わせて色がハイライトされ、目で追うだけでもかなり楽しいですよ。色んな音源聴いてみたいね〜。

Photo: ヤマダユウス型

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さらに、再生中の音源は「CDレコ」を使えばUSBメモリに取り込むことも可能。好みのアルバムをUSBメモリに取り込んでおけば、いちいちディスクを取り替える手間が省けるワケです。USBメモリを使えば、テレビをジュークボックスにできちゃいます。

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で、僕としてはこのCD再生機能、サウンドバーとの相性が楽しめると力説したい。PCのスピーカーの音ともDAPで聴くイヤホンの音ともまた違う、リビングスピーカーならではの圧で聴く音楽、味わい深いものがありますよ…! 最近はテレビ内蔵のスピーカーも気合入ってますし、聴き慣れたアルバムも新鮮に感じるはず。

Android TVならではのメリット

一般的な外付けの光学ドライブの主な用途は、古いメディアの再生でしょう。数年前のCD-Rからデータを持ってきたり、レガシーメディアでやり取りする顧客のために必要だったり。つまり、PCありきの使い方です。

一方の「DVRP-U8ATV」は、Android TVで完結する外付け光学ドライブ。Android TVでDVDを再生できるメリットは、なんといってもテレビ直差し、すなわち大画面。高校の思い出の演奏会を13インチのディスプレイで見るのと、55インチの大画面で見るのとでは、感じ方も違ってきます。大画面だと家族や友達とワイワイ見れますしね。

Photo: ヤマダユウス型

もちろん、PCでも使えるのでご安心を。こちらもUSB一本でつなぐだけです(Type-C端子への変換は別途必要)。仕事に役立つ外付け光学ドライブとしても、手軽に使えるAndroid TVのDVD再生装置としても、はたまたCD再生にも使えるという、優等生な再生ガジェットなのですよ〜。

それぞれの思い出、大画面でミレル

今回は僕の思い出DVDが発掘されたワケですが、他のライターさんにも思い出DVDや思い出CDについて聴いてみたんですよ。そしたらやっぱり眠っていたDVDやCDがたくさんあるようでして。その一部をご紹介しますね。思い出の記録って、人柄が出るんだねぇ。

ライター小暮:結婚式のDVD Photo: 小暮ひさのり

「手作りの結婚式」に憧れがあったわけではありませんが、手に職を持っていたため、招待状や席次表といった紙類から、披露宴で流す新郎新婦プロフィール映像・エンドロール映像まで全部手作りしたDVDビデオは思い入れの深い1枚。「お色直しの最中に控室で僕がオーサリングすれば、式の前半までの写真はエンドロールに入れられるよ!」と意気込んでいましたが、周囲に激しく止められたのも良い思い出です。

ライター三浦:『オー!マイキー』のDVD&当時組んでいたバンドのCD Photo: 三浦一紀

写真左:『オー!マイキー』のDVDボックス。テレビの深夜番組で見てマネキンしか出てこない上に内容もシュールで、かなり笑わせてもらいました。今でもデパートなどでマイキーっぽいマネキン見ると笑ってしまいます。

写真右…20年以上前に作ったバンドの自主制作CD-R。全5曲入り。たしかこのときは、ドラムだけスタジオで録って、その他は全部自宅録音をしていたような気がします。最後の曲はCD-Rの劣化なのか再生すると音飛びしてたんですけど、リッピングしたら正常だったのでデジタルの力すごい!って思いました。

うんうん、皆さんエモエモだねぇ。僕は物理メディアのパッケージにもエモさを感じまして、自作のラベルやひび割れたケースなど、そういった存在まるっと含めて思い出だと思うのです。単純に映像がデータとして残っていたとしても、過ぎ去った時間の重さや、当時の誰かの思いやりを感じるのは、やっぱり物理の持ち味かなって。市販のDVDも、一定の古さ超えたらビンテージなエモさありません?

Photo: ヤマダユウス型

今では高画質な映像を簡単に残せます。でも、入学式や結婚式などの特別な思い出は、フォルダに入れてしまうだけでは味気ない。ちょっとかさばっても物理として残すことで、思い出力も一層強まるでしょうし、それは人生において無駄なコトとは言い切れないんじゃないでしょうか。なんか壮大な話になってきたぞ。

というわけで、「DVRP-U8ATV」があればDVD再生の心配は無し。Android TVを持っているなら、DVDもCDもより一層楽しめるでしょう。動作環境などの詳細はメーカーページをチェックしてみて下さい。何気に、Ankerのモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule Ⅱ」に対応してるんですよね。プロジェクターで見るDVDコンテンツ、良いな…!

外付け光学ドライブをお探し? 捨てられないDVDが実家にたんまりある? Android TVに直挿しできるDVDプレイヤーが欲しい? 物理メディアを愛する皆さん、コレですよコレ。

I-O DATA Android TV対応 DVD再生 外付け ポータブル DVDドライブ DVDプレーヤー DVRP-U8ATV

6,846円

Source: IODATA