パリ・サンジェルマン(PSG)が2019-20シーズンのリーグ・アン王者に決定した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で3月中旬に中断されたフランスのリーグ・アン。6月中の再開を目指す中、フランスのエドゥアール・フィリップ首相は28日に「大規模なスポーツイベントは9月まで開催できない。2019-20のプロフェッショナルフットボールシーズンは再開できない」と発表する。これを受け、今シーズンの打ち切りが事実上決定した。

2019-20シーズンの早期終了を迎える中、注目されるのが最終順位。先にエールディヴィジの打ち切りを発表したオランダでは、中断時点の順位が最終順位となるものの、優勝、降格、昇格はなしに。しかし、フランス・フットボールリーグ(LFP)は30日に順位に関する投票を行い、1試合あたりの平均勝ち点で最終順位を確定することが決まった。

これにより、2.51ポイントを稼いだPSGがリーグ・アン3連覇を達成。首位PSGと2位2ポイントのマルセイユ、3位1.78ポイントのレンヌまでが来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得する。4位リール、5位スタッド・ランス、6位ニースがヨーロッパリーグへの挑戦権を手に入れることになった。なお、7位のリヨンは1997年以来初めてヨーロッパカップ戦の出場権を失うことが決まった。

一方で、自動降格圏の19位と20位に沈むアミアンとトゥールーズは2部に落ち、代わりにロリアンとランス昇格する。また、降格プレーオフ圏18位のニームは、これ以上の試合開催が困難なことを受け、残留できるようだ。

LFPでジェネラルディレクターを務めるディディエ・キヨ氏は「何かしらの訴えはあるだろうが、この決定は断固としたものだ。8月にリーグ戦を再開することなんてできない」と理解を求めた。