レアル・マドリーはここ最近、移籍市場で獲得する選手を生かすことができていない。スペイン『アス』が報じている。

チャンピオンズリーグ三連覇を果たして以降、徐々に世代交代を進めようと補強を進めてきたマドリーだが、現状では補強選手が三連覇を果たした主力選手たちに取って代わるような状況は生まれていない。補強選手でレギュラーの座をつかんだのは、2018年に獲得したGKティボ・クルトワ(移籍金3500万ユーロ)、2019年に獲得したDFフェルラン・メンディ(4800万ユーロ)の2選手のみになっている。

マドリーはその2選手のほか、2018年にヴィニシウス・ジュニオール(4000万ユーロ)、アルバロ・オドリオソラ(3000万ユーロ)、マリアーノ・ディアス(2200万ユーロ)、ブライム・メンデス(1700万ユーロ)、2019年にエデン・アザール(1億ユーロ)、ルカ・ヨビッチ(6000万ユーロ)、エデル・ミリトン(5000万ユーロ)、ロドリゴ(4000万ユーロ)、ヘイニエル(3000万ユーロ)を獲得(2020年は新型コロナウイルスのパンデミックのために補強に動かず)。この9選手の補強総額は3億9500万ユーロ(約500億円)にのぼる。

以上の9選手は現状、成功をつかんでいるとは言い難い。新たな銀河系選手として加わったアザールは怪我がちでチームに依然としてフィットしておらず、ヴィニシウス、ロドリゴも絶対的主力には届かず。そのほかの選手たちは修行などの名目でレンタルされたり放出候補と捉えられたりしている。

彼らが期待を裏切っていると証明するものは、市場価値の下落だ。マドリー加入時に1億2000万ユーロの価値があったアザールは5000万ユーロまで下落と最も深刻で、オドリオソラが3000万ユーロから1000万ユーロ、ヨビッチが6000万ユーロから2000万ユーロ、ヴィニシウスが7000万ユーロから4000万ユーロと、もれなく全員が価値を落としている。ここ最近の補強は失敗とも形容できそうなマドリーだが、これから血の入れ替えをうまく行っていくことができるのだろうか。