リヴァプールのOBが、現状の古巣に超大物は不要だと説いている。

先日、パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペは欧州王者リヴァプールについて「今、リヴァプールがやっているスタイルは驚くべきもの。あの崩しはまるで機械のようだね。リズムをつけて、そこから見事にこじ開けてしまう」と賛辞を贈っていた。

この発言を受け、リヴァプールOBのスティーブ・マクマナマン氏はムバッペについて『HorseRacing.net』を通して「ムバッペがリヴァプールでプレーする姿を見てみたいね。私は3〜4年前からムバッペが将来最高のFWになると言い続けてきた」と語った。だがその一方でムバッペのようなビッグネームは現状のリヴァプールが補強するべき人材ではないと、次のような見解を示している。

「だけど今のリヴァプールに彼のようなFWが必要かと言ったらそうではないね。今、リヴァプールの攻撃陣はバランスも良い。突出した何か……そう、異物が入ることによって、均衡が崩れてしまう可能性が高い」

「それにムバッペを獲得するためには2億5000万ポンド(約360億円)もの移籍金が必要だ。これはあまりにコストが大きすぎる。リスクでしかない」

マクマナマン氏は「バルセロナに(アントワーヌ)グリーズマンが加わったことで、3トップのバランスが崩れただろうか?それにかつてレアル・マドリーの前線がBBC(カリム・ベンゼマ、ギャレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)だったとき、順列を大きく変えるような補強が必要だったとは思えないよね? 今のリヴァプールはそんな状態だ。チームはある程度バランスが保たれていて、組織としてハッピーな雰囲気になっている。3トップはほぼ揺るぎないものとなっているが、(ディヴォック)オリギが切り札になっているし、今はうまく事が進んでいると思う」と続け、ムバッペのような超大物は現時点でリヴァプールに不要だと説いた。

「みんなが自分たちの役割を受け入れている。オリギだって自身がスタメンに入れない状態でも、自身が公式戦30〜40試合ほどに出場すると分かっているから、この状態が成立するんだ」