国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が23日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今後のサッカー界について持論を展開した。

新型コロナウイルスが世界的な感染拡大を見せ、世界各国でリーグや大会が中断に追い込まれた。収束後のリーグ再開に向けて日程調整など様々な問題が浮上するなか、23日に50歳の誕生日を迎えたばかりのFIFAのインファンティーノ会長が自身の見解を示した。FIFA会長は、今回の非常事態を受けて課題が浮き彫りとなったことで、改革の必要性があると主張した。

「サッカー界が後退してしまうリスクはあるが、世界経済の影響も判断していく必要がある。いつ平常に戻るのか分からず難しい。しかしチャンスととらえるべきだ。一歩後退することになるが、ワールドサッカーを改革するチャンスになるかもしれない」

「例えば大会の数を減らし、数は少なくてもより面白いものにしていく。参加チームの数を減らすが、より拮抗した大会にする。サッカー選手の健康を守るために試合数を減らすが、より全力を出し切れるようにする。ファンタジーなどではなく、議論していきたい」

またインファンティーノ会長は、当面、健康を最優先とする方針を示しつつ、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療関係者らを称えた。

「5月に再開?まずは健康が第一。その他のことはそれからだ。最善を望みつつ、パニックになることなく、最悪に備えておかなければならない。全員の健康が侵されない状況になったとき、再開することになるだろう。各連盟は、政府やWHOの判断を仰いでいく。医師や看護師、他者の命を救うために自身の命を懸けて働いているすべての方々に感謝したい。彼らは英雄だ」