キケ・セティエン監督率いるコーチ陣と選手たちの関係に緊張が走るバルセロナだが、ベテラン選手たちはアル・サッドのシャビ・エルナンデス監督の復帰を求めていたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

同紙曰くバルセロナのベテラン選手たちは、新型コロナウイルスの影響で自宅隔離を余儀なくされている時期に、セティエン監督退任のタイミングでクラブに帰還するようシャビ監督に対して求めていたとのこと。だがシャビ監督本人は、今すぐ復帰することには否定的であるようだ。

シャビ監督ががそうした態度を取る理由は、複数存在するという。まず、一度就任オファーを断ったジョゼップ・マリア・バルトメウ会長との関係性が良好とは言えないこと。2021年にバルセロナの会長選に立候補する予定のビクトール・フォント氏と良好な関係にあること。そしてアル・サッドで今季リーグ戦、アジア・チャンピオンズリーグ、さらに2020-21シーズンのリーグ戦に臨み、監督としての自分の“作品”をきっちりとつくりあげること……。シャビ監督はこうした理由によって、現在はバルセロナ復帰を考えていない様子だ。

しかしながら『マルカ』は、フットボールではいつもどんでん返しがあり、バルセロナが今季を散々な結果で終わることになれば、バルトメウ会長の政権が終わる前にシャビ監督が帰還を果たす可能性があることも示唆している。