ドイツのオーバーエイジ(OA)枠で東京五輪に参加するのは誰となるのだろうか。五輪代表チーム率いるシュテファン・クンツ監督が数人の候補の名前を明かした。

同国メディアでは連日OA枠で招集される可能性のある新たな選手名が浮上。そんななか、期日の15日にドイツのアンチ・ドーピング機構(NADA)に五輪代表メンバーの候補リストを提出したクンツ監督がドイツサッカー連盟(DFB)の公式ウェブサイトのインタビューに応じている。

クンツ監督は今年7月26日〜8月8日に開催される東京オリンピックの五輪サッカー大会に臨むチームについて、「もちろん、一つのクラブが極端に不利な立場に置かれないように内部でも外に向けてもなるべく多くの別々のクラブから選手を招集したいと話している」と説明。また、「我々は誰一人とも、EUROとオリンピック両方に参加させないと決めている」とA代表のメンバーを日本に連れていかないことを強調した。

インタビューではOA枠の候補選手に関しても言及。「彼らが我々のスカッドで一番知名度のある選手であることを期待するサッカーファンも理解できる」と認める同監督は、「この数日間、何人かが候補が挙がっていた。例えばマクシミリアン・アーノルドやデイヴィ・ゼルケ、マキシミリアン・エッゲシュタインやサンドロ・ワグナー、マックス・クルーゼとかね。彼らはA代表の関係で含まれているトーマス・ミュラーやマッツ・フンメルスと同様にNADAのリストに載っているよ」と具体的な選手名を口にした。

一方、クンツ監督は「だが3人のベテランは我々にとって最後のピースになる」とも話している。「シーズン終了後にまず現在のU-21チームのメンバーや97年生まれの年代でどのポジションを埋めるのかを考える。それが決まったら、どのポジションにさらなる強化が必要か、全体を見て若いチームをけん引するために不足しているタイプ、すでに大会への出場を経験している選手がいるかを分析するつもりだ」と語ると、「最終メンバーを選定するのは6月になってからだ」とも明かした。

なおヨアヒム・レーブ監督の構想から外れているミュラーやフンメルスは、今のところはEUROに向けてA代表に復帰する兆しは見当たらない。本人の希望にもよるが、所属クラブさえ許可を下せば、オリンピック出場の可能性は低くないかもしれない。