レアル・マドリーとビジャレアルが、久保建英の期限付き移籍で合意に達したようだ。スペイン『アス』が伝えた。

マジョルカでの好パフォーマンスを受け、今夏の移籍市場で繰り広げられる久保の争奪戦。パリ・サンジェルマンやアヤックス、セルティックといった国外勢に加え、レアル・ソシエダ、オサスナ、グラナダ、セルタ・デ・ヴィーゴといった国内勢も獲得を熱望する中、先日からビジャレアルがポールポジションに立ったと報じられていた。

そんな中、同メディアによると、双方のクラブは4日から最終交渉を開始。そして、久保の1年間の期限付き移籍で合意に達し、5日もしくは6日に正式発表されるようだ。なお、買取オプションに関してはレアル・マドリーが拒んだとされており、今回の契約には組み込まれないという。

また、ビジャレアルは250万ユーロ(約3億1300万円)とされる久保のサラリーを全額負担することになるようで、この契約に掛る費用は計500万ユーロ(約6億2600万円)に上るとされている。

『アス』によれば、ビジャレアルの新指揮官に就任したウナイ・エメリ監督が久保の獲得を熱望。この移籍交渉のキーマンになったようだ。選手自身も技術面向上のためにスペインに残り、年間40試合前後でプレーできるクラブへの加入を希望。さらにパリ・サンジェルマンやアーセナルで指揮を執った経験のあるスペイン人指揮官は、移籍に向けてのプラス要因になったと考えられている。

一方のレアル・マドリーは、明確なプロジェクトを持つクラブに日本代表MFを送り出すことに満足しているという。さらに、ヴィニシウスがEUパスポートを来年に取得できる見込みで、“将来的なスター”の1人である19歳日本代表MFを2021-22シーズンにEU圏外枠に加える計画を立てているようだ。

昨夏にFC東京からレアル・マドリーに加入した久保は、2019-20シーズンは期限付きでマジョルカに移籍。チームは降格したものの、シーズン中盤以降は主力として活躍し、公式戦36試合で4ゴール4アシストをマークしてラ・リーガのデビューシーズンを終えている。