7日のラ・リーガ第35節、アトレティコ・マドリーは敵地バライドスでのセルタ戦を1-1のドローで終えた。

ラ・リーガ再開、というよりあのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のリヴァプール戦から一気に調子を上げ、CL出場権獲得まで間近に迫ったアトレティコ。この試合でジョアン・フェリックスを負傷、カラスコを胃腸炎、ジエゴ・コスタを出場停止で欠くシメオネ監督は、GKオブラク、DFアリアス、サビッチ、ヒメネス、ロディ、MFアンヘル・コレア、トーマス、サウール、コケ、FWマルコス・ジョレンテ、モラタを起用している。

アトレティコが先制をしたのは、開始から1分も経たない内だった。ジョレンテのスルーパスからアリアスが右サイドを突破。折り返されたボールをニアサイドのコレアがさらに横へ送り、そこに詰めていたモラタがネットを揺らした。モラタは今季公式戦40試合16得点で、チェルシー(17-18、48試合)、ユヴェントス(14-15、46試合)時代の記録を1点上回った。キャリアハイはレアル・マドリー時代、16-17シーズンに記録した20得点となっている。

スコアが動いた後には5バックのセルタも負けじとアトレティコ陣地でゲームを進めようとし、一方のアトレティコも自慢の堅守を見せながら追加点を目指す。アトレティコは右サイドの攻撃が出色の出来。サイドに開くアリアス、狭いスペースの中でボールを扱うコレア、そして突風のように縦へと突破していくM・ジョレンテが決定機を構築していった。

試合はアトレティコの1点リードのまま折り返しを迎えたが、後半開始直後にセルタが同点に追いつく。49分、ブライス・メンデスのクロスにペナルティーエリア内右のベルトランが右足を上げて反応。狙ったようには思えないが、足に当たってふわっと上がったボールが枠内へと収まっている。その後はセルタのペースが続き、イアゴ・アスパスを中心に右サイドを切り崩していき、サンティ・ミナやブライス・メンデスがフィニッシュまで持ち込んでいく。アトレティコはオブラクの好守によって失点を防ぎ続けた。

状況が良くないシメオネ監督は68分にジョレンテ、トーマス、ロディとの交代でビトロ、エレーラ、マヌを投入。73分にはコレアも下げてレマルもピッチに立たせた。しかし攻撃は大きく改善されず、手にしたチャンスはプレーが空回りしていたレマルが意地で放ったミドルシュートのみ。シメオネ監督は88分にモラタを下げてシャポニッチも投入したが、それでも負傷したGKルベン・ブランコに代わって投入されたイバン・ビジャールを脅かすことはできず、1-1のドローで試合を終えている。

マジョルカ戦に続く勝利を逃したアトレティコは勝ち点63で3位に位置。4位セビージャとは暫定で勝ち点3差、CL圏外の5位ビジャレアルとは暫定で勝ち点9差となっている。