中国サッカー協会(CFA)は21日、スペイン1部のエスパニョールに所属する中国代表FWウー・レイが新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

現在28歳のウー・レイは、2019年1月に上海上港からエスパニョールへ完全移籍。3月のバリャドリード戦で移籍後初ゴールをマーク。中国人初のラ・リーガ得点者となった。今季は公式戦38試合に出場し、7得点を記録している。

エスパニョールは17日に選手とクラブスタッフの合わせて6人が新型コロナウイルスに感染したことを公表していたが、個人名については伏せており、ウー・レイがそのひとりに含まれるかどうかは明らかになっていない。なお、CFAの発表によると、同選手の症状は軽度であり、現在は治療を受けているという。

中国の『新浪体育』では、ファンがスペインで隔離中のウー・レイを中国に帰国させ、国内で治療させることを求める声があがっている。ウー・レイの症状が悪化しないように、新型コロナウイルスのピークが過ぎつつある中国に戻すことが最適であるという意見だ。

しかし、ある中国人記者は『新浪体育』に対して「あまりにも非現実的すぎる」と、それらの声を一蹴。感染拡大が深刻なイタリアに身を置くユヴェントスFWゴンサロ・イグアインが、母国アルゼンチンへの入国を拒否されたことを例に挙げ、「では、どの飛行機を使うんだ?通常の便なのか?スペインは彼が飛行機に乗ることを許可していない。彼を輸送するために、客室乗務員らがさらに14日間隔離される必要がある」と否定的な意見を述べている。

なお、同紙によると、感染が確認されたウー・レイは今後、陰性になったあとも14日間は自宅で隔離する必要があるという。