バルセロナのキケ・セティエン監督が、極めてデリケートな状況に立たされているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

27日のラ・リーガ第31節、敵地バライドスでのセルタ戦を2-2で引き分け、優勝に黄信号が灯ったバルセロナ。何よりも深刻なのは、チームのパフォーマンスがラ・リーガ中断前と変わらず上向いていないことだ。

『マルカ』でバルセロナを追うルイス・F・ロホ記者によれば、その背景にはセティエン監督が選手たちから信頼を寄せられていない状況があるという。セルタ戦の給水タイムでは、セティエン監督が選手たちと会話を交わすことなく、エデル・サラビア助監督だけがしゃべり続ける様子が見受けられたが、それは練習でも変わらないとのことだ。

曰く、選手たちはセティエン監督率いるコーチングスタッフが準備する練習に対して、真摯に、高いプレーリズムで取り組んではいないという。チームの重鎮たちは、ときに時間を無駄にしているとの感覚すら得ているとのことだ。セルタ戦直後、FWルイス・スアレスがフラッシュインタビューで、アウェー戦で勝ち点を取りこぼしていることについて「それはコーチたちが分析すべきことだろう」と突き放すように語ったのも、そうした状況に関連づけられるのかもしれない。

またバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も、セティエン監督と選手たちの関係性が希薄となっていることを理解している模様。ルイス・F・ロホ記者は、一タイトル獲得で来季もチームを率い続けるとされたセティエン監督が、現状ではすべての問題を解決してくれそうなチャンピオンズ優勝以外に道がなくなりつつあることを指摘している。